ニュースポーツの企画例33選

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ニュースポーツは、20世紀後半以降に新しく考案されたスポーツです。野球やサッカー、テニスなどの競技性の高いスポーツと比較すると「いつでも、どこでも、誰でも、いつまでも」楽しめることに重点が置かれています。年齢や性別、体力に関係なく、初心者でも気軽に参加できる種目が多いため、地域でのスポーツイベントや職場のレクリエーション活動の企画としておすすめです。

本記事では、ニュースポーツの定義、ニュースポーツの企画例33選、おすすめの会場を紹介します

 

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ニュースポーツとは

ニュースポーツとは、1980年以降に考案・紹介された運動競技の総称です。競い合うことよりも体を動かすこと、楽しむことに重きが置かれ「いつでも、どこでも、誰でも」楽しめるように、用具やルールが工夫されています。体力の有無に関わらず、老若男女が気軽に競技できることから近年注目されています。

参考:オリンピック・パラリンピックとニュースポーツ(師岡文男)(PDF)

ニューススポーツの特徴

ルールがやさしい

ニュースポーツの最大の特徴は、ルールがやさしく、初心者でも挑戦しやすいところです。伝統的なあそびをベースにしたもの、既存のスポーツ競技をアレンジしたものなど、さまざまな種類があります。

誰でも楽しめる

ニュースポーツは子どもから高齢者まで、幅広い世代が参加できることも魅力です。参加者自身が運動量を調節できるものが多く、自分の体力と相談しながら楽しめます。激しい動きを必要としない種目が多いため、スポーツが苦手な人や、普段あまり体を動かす機会がない人にもおすすめです。

【射的・カーリング系】ニュースポーツ6選

まずは、射的・カーリングターゲット系ニュースポーツの企画例を紹介します。

1.ダーツ(室内)

「ダーツ」は、円形の的を狙って矢(ダーツ)を放ち、得点を競うスポーツです。さまざまな競技方法がありますが、最もポピュラーなのは「01(ゼロ・ワン)ゲーム」です。自分の持ち点から、ダーツで得た点数が減っていき、最も早く0点になった参加者が勝利します。どの競技方法も体力を大きく消耗せずにあそべるため、年齢に左右されずに楽しめます。集中力や持続力が身につく室内競技として世界中で親しまれています。

2.クロリティー(室内)

「クロリティー」は、アメリカで昔から親しまれているゲーム「ホースシューズ(馬蹄投げ)」と日本の輪投げをミックスした競技です。目標棒が何本もついているボード(得点盤)にリングを投げ、得点を競います。リングが目標棒に入らなくても、リングの一部がボード上にあれば得点になるため、輪投げよりも点を取りやすいのが特徴です。年齢や性別に左右されずに交流できます。

3.ペタンク(室内・屋外)

「ペタンク」は、発祥国であるフランスに500万人以上の愛好家がいるボール投げスポーツです。直径35cm~50cmの円のなかに両足を入れた状態で、最初に「ビュット(目標球)」と呼ばれる直径3cmのプラスチックボールを投げます。その後、金属製のボールを投げ合い、よりビュットの近くに着地した方が点数を得られます

4.シャフルボード(屋外)

「シャフルボード」は、ビリヤードのような知的な陣取りゲームです。細長いコートの反対側にあるダイアグラム(得点圏)を狙い、キューと呼ばれるスティックを使って、ディスク(円盤)を滑らせるように押し出します。ダイアグラムにディスクをより多く留めることで、得点を競います。「陸上のカーリング」と呼ばれ、氷上で行うカーリングよりも手軽に楽しめるのが魅力です。

5.ユニカール(室内)

「ユニカール」は、カーリングを屋内で楽しめるようにスウェーデンで考案されたニュースポーツです。滑りやすいカーペットの上で、取手がついたプラスチック製のストーンを滑らせます。相手チームよりもセンターサークルの近くにストーンを着地させることで、点数を競います。シンプルなルールながらも、戦略や駆け引きを楽しめる奥深いゲームです。

6.カローリング(室内)

「カローリング」は、カーリングからヒントを得て誕生したインドアスポーツです。カナダや北欧で親しまれています。「ジェットローラー」と呼ばれる、裏に3つのローラーのついたプラスチック製のストーンを、床の上に滑らせて競い、円形の目標地点により近づけたチームが勝利します。最後の1投で大逆転することもあり、大いに盛り上がります。

【バレーボール系】ニュースポーツ5選

バレーボール系ニュースポーツの企画例を紹介します。

7.ソフトバレーボール(室内)

「ソフトバレーボール」は、柔らかいボールを使う4人制のバレーボールです。より多くの人が生涯を通じてバレーボールを楽しめるように、福井県小浜市で考案されました。ボールが柔らかいため突き指や骨折の心配がなく、誰でも気軽に楽しめます。参加者の性別や年齢、体力、経験、技術レベルに応じて難易度を変え、多様な楽しみ方ができるのも魅力の一つです。

8. インディアカ(室内)

「インディアカ」は、「インディアカボール」と呼ばれる羽根のついた特殊なボールを使って行うニュースポーツです。6人制のバレーボールのルールに準じて、素手で打ち合います。ボールの部分には平たく柔らかいスポンジが入っており、羽根によって勢いが緩和されるため、誰でも気軽に楽しめます。旧西ドイツの体育教師が、ブラジルの伝統的なゲームをもとに考案しました。

9.ビーチボール(室内・屋外)

「ビーチボール」は、富山県朝日町で考案されたスポーツで、空気を入れたビニールボールを使用するバレーボールです。従来のバレーボールやソフトバレーボールに比べてボールのスピードが遅く、ラリーを簡単に続けられます。またボールが意外な方向に飛ぶことがあり、ゲーム性が高くなる点も魅力です。

10.セパタクロー(室内)

「セパタクロー」は、ネットを挟んで3対3で対陣し、ボールをお互いのコートに蹴り合うニュースポーツで、足を使うバレーボールといえます。9世紀頃に東南アジア各国で始まったとされています。バレーボールと同様に、コート中央に張られたネットの上から相手コートにボールを入れ、床に落としたら得点となります。

11.キンボール(室内)

「キンボール」は、4人1組の3チームでプレーする球技です。使用するボールは直径122cmと巨大ですが、アドバルーンのように中身が空気であるため重さは1kgと軽く、子どもでも持ち上げられます。ボールを床に落とさないよう、チームで協力しながら「ヒット」「レシーブ」を繰り返して得点を競います

【テニス・卓球系】ニュースポーツ5選

テニス・卓球系ニュースポーツの企画例を紹介します。

12.スカッシュ(室内)

「スカッシュ」は、イギリス・ロンドン発祥のインドアラケットスポーツです。四面を壁に囲まれたコートのなかで、2人が交互に正面の壁(フロントフォール)に向かってボールを打ち合います。ルールは、相手のボールが2バウンドする前に打ち返すだけとシンプルですが、意外と頭を使い、短時間で効率的に体を動かせるため、やりがいのあるスポーツです。

13.バウンドテニス(室内)

「バウンドテニス」は、テニスと卓球を組み合わせた、テニスに近いニュースポーツです。ルールはテニスとほぼ同様ですが、使用するボールは直径6cm弱のゴム製で、ソフトテニスよりも小さくよく弾みます。サーブは必ずワンバウンドさせてから、腰よりも低い位置で打たなければなりません。従来のテニスよりもラケットが短く、コートも狭いため、従来のテニスよりも体力を消耗せずに楽しめます。

14.フレッシュテニス(室内)

「フレッシュテニス」は「いつでも、誰でも、楽しく、安全にできるテニス」をコンセプトとして、富山市で誕生した生涯スポーツです。バドミントンコートを使用し、テニスより少し小さいラケットでスポンジボールを打ち合います。ルールはソフトテニスとほぼ同じですが、特別な技術や力を必要としないため、テニスの楽しさを手軽に味わうことができます。

15.ラージボール卓球(室内)

「ラージボール卓球」は、高齢者や卓球の初心者でも無理なく楽しめるよう、日本卓球協会が独自に考案した新しい卓球です。通常の卓球ボールよりも、ひと回り大きいボール(ラージボール)を使用します。従来の卓球よりも球のスピードが出にくいため、ボールの変化が少なく、高度な技術がなくてもラリーが続きます。

16.タスポニー(室内)

「タスポニー」は、テニスとバレーボールの要素を兼ね備えた、愛知県名古屋市発祥のニュースポーツです。ルールはテニスとよく似ていますが、ラケットは使いません。重さ50g・直径17cmのスポンジボールを素手でテニスのように打ち合います。テニスコートよりも小さなバドミントンコートを利用するため、体育館の大きさに左右されることなく楽しめます。

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【ゴルフ系】ニュースポーツ6選

ゴルフ系ニュースポーツの企画例を紹介します。

17.グラウンドゴルフ(屋外)

「グラウンドゴルフ」は、ゴルフをアレンジしたニュースポーツです。ゴルフのように、専用の木製クラブで樹脂製ボールを打ち、ホールポストに何回でホールインするかを競います。ゴルフのようにホールの穴が設置されている施設を使う必要がなく、場所や状況に応じて距離やポストの数を自由に設定できるため、どこでも、誰でも手軽に楽しめます。

18.スルーインゴルフ(室

「スルーインゴルフ」は、ゴルフとビリヤードとゲートボールを合わせたニュースポーツです。ボールをスタート位置から打ち始め、所定のゲートを通過させて、ホールカップに入れるまでの合計打数を競います。ゲートを通過させる順番を変えることにより、さまざまなコースが楽しめます。

19.ターゲットバードゴルフ(屋外)

「ターゲットバードゴルフ」は、ゴルフをミニ化したニュースポーツです。ゴルフボールにバドミントンの羽をつけたボールをゴルフクラブで打ち、何回の打撃でホールインできるかを競います。チーム対抗はもちろん、一人でもプレー可能です。ルールが簡単で、気軽にゴルフ気分を味わえます。

20. ディスクゴルフ(屋外)

「ディスクゴルフ」は、プラステック製の円盤(デスク)を投げて競う「フライングディスク」とゴルフを組み合わせた競技です。バスケット型のゴールに、フライングディスクを何投で投げ入れることができるかを競います。ルールはゴルフとほぼ同じです。ゴールまでの距離やホールポストの数を自由に設定できます。

21.パークゴルフ(屋外)

「パークゴルフ」は、北海道発祥のニュースポーツです。公園でゴルフをすることから名づけられました。専用のコースで、ゴルフのようにクラブでボールを打ち、カップインするまでの打数を競います。コースの数は全国に900程度あり、北海道を中心に約60万人の愛好者がいます。

22. マレットゴルフ(屋外)

「マレットゴルフ」は、福井県で考案されたニュースポーツです。マレットと呼ばれる木でできたスティックとボールを使い、決められた打ち出し地点からできるだけ少ない打数でホールインすることを目指します。自然のなかでボールをショットする爽快感は格別です。

【野球系】ニュースポーツ2選

野球系ニュースポーツの企画例を紹介します。

23.キックベースボール(屋外)

「キックベースボール」は、転がってきたボールを足で蹴るベースボール型のスポーツです。1チーム5人または7人で、守備側と攻撃側とに分かれて得点を争います。ルールは野球に似ていますが、バッドの代わりに足でボールを蹴り、グローブを使わず素手でキャッチするのが特徴です。

24.ティーボール(屋外)

「ティーボール」は、バッティングティーにセットされたボールを打つ野球型のゲームです。止まっているボールを打つため、デッドボールの心配がなく、「打つ」「守る」「走る」といった野球の基本動作を安全に楽しく学ぶことができます。

【その他】ニュースポーツ5選

ジャンルの枠に当てはまらないユニークなニュースポーツの企画例を紹介します。

25.チャンバラ合戦(室内・屋外/大人数参加可能)

「チャンバラ合戦」は、当たっても痛くないスポンジの刀を利き腕に装着し、もう一方の腕についた「命」と呼ばれるボールを落とし合う、合戦形式のアクティビティです。敵軍を全滅させるか時間内に多く倒した軍が勝利する「全滅戦」、敵軍の大将の命を落としたら勝ちの「大将戦」、全員が敵となり戦う「最強の侍決定戦」があります。子どもはもちろん、大人も童心にかえってあそぶことができます。

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26.HADO(室内)

「HADO」は、AR(拡張現実)技術を用いた新感覚アクティビティです。頭にHADOゴーグル、腕にアームセンサーを装着し、エナジーボールやシールドを駆使しながら、相手とのバトルを繰り広げます。体の動きがそのままゲームに反映されるため、直感的な操作が可能です。まるでゲームやアニメの世界に入り込んだような臨場感を味わえます。

27.ドッジビー(室内・屋外)

「ドッジビー」は、ボールの代わりにスポンジ状の柔らかいディスクを用いて行う、ドッヂボール形式のスポーツです。ソフトディスクは体に当たってもあまり痛くなく、ケガの心配が少ないため、安全に楽しむことができます。

28.モルック(屋外)

「モルック」は、フィンランド・カレリア地方の伝統的なゲームをもとに開発されたスポーツです。モルック(木の棒)を投げて、地面に並べたスキットル(得点棒)を倒します。スキットルには数字が書かれており、倒れたスキットルが1本ならその数字が、複数本なら倒れたスキットルの数が得点になります。先に50点を取ったチームが出るまで戦います。激しい動きがないため、運動が苦手な方でも楽しめます。

29.カバディ(室内/道具不要)

「カバディ」は、鬼ごっことドッジボールを組み合わせたような独自のルールを持つスポーツです。1チーム7人体制で、攻撃側と守備側に分かれて対戦します。攻撃手が守備の陣地に入り、相手にタッチした後、自分のコートに戻れたら得点になります。その際、タッチされた守備はコートから出なくてはいけません。攻撃手は常に「カバディ」と言い続けるのも特徴です。インドでは国技として親しまれており、日本でも普及しつつあります。

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【その他のボールを使う競技】ニュースポーツ4選

最後に、その他のボールを使うニュースポーツの企画例を紹介します。

30.ボッチャ(室内)

「ボッチャ」は、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のためにヨーロッパで考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白い球に向かって、自分のボールをどれだけ近づけられるかを競います。近年では障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめるスポーツとして親しまれています。

31.ゲートボール(屋外)

「ゲートボール」は、フランスの伝統競技クロッケーをもとに北海道で考案されたスポーツです。5人1組で、2チームに分かれて競います。先攻チームの打順が「1・3・5・7・9」、後攻の打順が「2・4・6・8・10」となり、自分の番号と同じボールを打ってゲートを通過させます。相手のボールを妨害し、加点を阻止するのがポイントです。シニア向けのスポーツとして全国的に広がりましたが、今では世界約50カ国、推定1千万人以上が楽しむ国際的スポーツに成長しています。

32.バブルサッカー(室内・屋外)

「バブルサッカー」は、ノルウェーのサッカーバラエティTV番組から生まれた新感覚スポーツです。ビニール製の巨大なバブルボールを装着した状態で、ぶつかり合いながらサッカーをプレーします。ルールはサッカーとほぼ同じですが、試合人数は4対4もしくは5対5で、ゴールキーパーはいなくても構いません。試合時間は5分〜10分で行います。ケガをする心配が少なく、動きも激しくないため、老若男女で楽しむことができます。

33.アジャタ(室内)

「アジャタ」は、運動会で定番の「玉入れ」をスピード感あふれる競技に進化させたスポーツです。6人1組になり、100個のボール(アジャタボール99 個、アンカーボール1個)をいかに速くバスケットのなかに入れるかを競います。アジャタボールを全て入れてから、最後にアンカーボールを入れます。ルールが簡単で、子どもから高齢者まで楽しめます。

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まとめ

ニュースポーツは、年齢や性別、体力、運動経験を問わず、誰でも気軽に楽しめます。ルールが簡単でわかりやすく、激しい運動を要求されない種目が多いため、運動が苦手な方や運動不足を感じている方にもおすすめです。近年、ニュースポーツを推進する自治体も増えてきました。会社や地域のレクリエーション、体力づくり、コミュニケーションの一環として、ニュースポーツを企画してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いた人

IKUSA ARENA編集部
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