社員総会の企画例20選!ゲームやステージイベント、ユニークな企画で盛り上げる

2025.5.1
社内イベントイベント

社員総会は、企業の実績や今後の戦略を社員全員で共有し、コミュニケーションやチームワークの向上を目的とする重要なイベントです。

本記事は、社員総会の概要や一般的な社員総会の流れ、実施方法、社員総会におすすめの企画例20選を紹介します

 

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社員総会とは

社員総会は、企業のビジョンや実績、今後の戦略を全社員と共有し、組織の方向性を明確にする重要なイベントです。単なる報告会にとどまらず、企業理念の浸透や社内コミュニケーションの促進、社員のモチベーション向上など、多くの目的をもって開催されます。

社員総会の主な目的

社員総会の主な目的として以下のようなものが挙げられます。

  • 経営方針の共有による主体的な行動変容の促進
  • 部門を超えた交流による一体感とチームワークの強化
  • 日々の努力に対する労いと感謝を伝える機会の提供
  • 社員との信頼関係構築とエンゲージメントの強化

社員総会の流れ

社員総会の具体的な流れは企業の規模や目的により異なりますが、一般的には以下のような構成で行われます。

  1. 代表の挨拶
  2. 業績報告・経営計画の共有
  3. 表彰式(個人・チーム)
  4. パネルディスカッションや外部講師による講演(任意)
  5. 懇親会・パーティー
  6. 企画コンテンツ(ゲーム・イベント等)

企業によっては、社員の決意表明や新プロジェクトの発表、部門紹介などを組み込むケースもあります。

社員総会の実施方法

社員総会の実施方法を解説します。

運営メンバーと目的の決定

まず、運営メンバーを決めます。役員や総務部門、または各部署から実行委員を選出しましょう。複数の視点を取り入れることで新たなアイデアが生まれ、社員にとっても貴重な経験となります。

また、社員総会の目的を「交流促進」「方針共有」「成果発表」など明確にしましょう。企画内容の選定や運営がスムーズになります。

また企画段階でアンケートを実施し、社員の声を取り入れると満足度が高まりやすくなるでしょう。

日程・会場の決定

社員総会の開催時期は、企業のスケジュールに合わせて決定します。代表的な候補は、10月(下半期開始)、12月(年末)、4月(新年度スタート)です。また、会場は自社オフィスや施設、ホテルの宴会場、イベントホールなどから選びます。特に外部会場を利用する場合は他社も利用する可能性があるため、早めに予約をしましょう。

会場+オンラインの「ハイブリッド開催」もおすすめです。オンライン配信を行う場合は、機材や配信スタッフの確保、事前の接続テストが必要です。

企画内容とタイムスケジュールの決定

目的に合わせて企画内容を決定します。例えば「社員同士の交流を促進するために、スポーツ大会やクイズ大会、チームビルディングゲーム」など、全員が参加しやすいプログラムを用意しましょう。タイムスケジュールには余裕を持ち、休憩やトラブル対応時間も確保しておきます。

全社員への告知

決定した内容は、全社員に向けて告知します。告知する内容は以下の通りです。

  • 日程・時間
  • 場所・アクセス方法
  • 当日のタイムスケジュール・企画内容
  • 出欠確認方法
  • ドレスコードの有無
  • 必要な持ち物
  • 幹事の連絡先

告知方法は、社内メールや社内報、社内SNSなどが挙げられます。あるいは、特別感を出すための「招待状形式」もおすすめです。

機材や物品の準備・リハーサルの実施

当日の運営に向け、必要な機材や物品は早めに手配しましょう。役割分担表を作成し、司会進行や誘導、タイムキーパーなど役割を明確化します。

司会進行は重要な役割のため、慣れている人がいない場合は外部手配も検討します。事前に台本共有とリハーサルを行いましょう。

当日の運営

当日は運営メンバーの役割分担を明確にし、タイムスケジュールに沿って進行します。トラブル発生時には、あらかじめ決めたトラブル対策に基づき、各部署の責任者が連携して迅速に対応しましょう。

総会の様子は動画や写真で記録すると、振り返りや社内広報のコンテンツに活用できます。

振り返り・次回への活用

社員総会終了後は、アンケートによってスタッフの意見を収集し、成功点と改善点を整理します。振り返り結果は報告書にまとめ、翌年以降の企画・運営に活かしましょう。参加者へ感謝の意を込めたお礼の連絡も忘れずに行います。当日の動画や写真は、社内ポータルなどでアーカイブ化しておきましょう。

社員総会で企画を行うメリット

社員総会で企画を行うことには、企業全体の活性化やコミュニケーションの促進に大きなメリットがあります。

社員のモチベーション向上と一体感の醸成

企画を通じて社員が積極的に参加することで、自らの意見やアイデアを発信しやすくなります。また、チーム対抗イベントやコンテスト形式の企画では、達成感を共有し、社員同士の結束力が強まります。

社内コミュニケーションの活性化

通常の業務では接点の少ない部署同士が交流する機会となり、社内ネットワークが広がります。パネルディスカッションやワークショップ形式の企画を行うと、経営方針や企業理念に対する理解も深まるでしょう。

創造性・イノベーションの促進

企画形式によっては、社員から革新的なアイデアが生まれる機会となります。謎解きやディスカッション形式の企画では、異なる視点から問題に取り組むきっかけにもなるでしょう。

リラックス効果

ゲームや体を動かす企画など、普段の業務とは異なるアクティビティはリフレッシュ効果があり、社員のストレス軽減につながります。また、ARスポーツやVR体験などの新しい技術や体験を取り入れる方法もおすすめです。

【体を動かす系】社員総会の企画例3

社員総会が毎年似たような内容だと、社員のモチベーションや参加意欲が低下し、イベントに義務感で参加している状態になってしまうこともあります。そこで今回は、参加者全員が体を動かしながら楽しめる、アクティブな企画例を紹介します。普段はあまり接点のない社員同士が自然に打ち解けられるのも、体験型コンテンツならではの魅力です。

1.チャンバラ合戦

IKUSAが提供する、スポンジ製の刀とボールを使った合戦型アクティビティです。「相手の肩につけたボールを刀で落とす」というシンプルなルールで、性別や年齢、運動経験にかかわらず全員が参加しやすい内容です。開催前にルール説明の時間を確保し、広いスペースを用意することで、安全対策も万全に行いましょう。チーム編成で部署をシャッフルすれば、交流促進にもつながります。

2.HADO

AR技術を活用した次世代スポーツです。ヘッドマウントディスプレイやアームセンサーなどを装着し、仮想空間内でエナジーボールを使った対戦を行います。まるでSF映画の世界に入ったかのような没入感を体験できます。事前準備が必要な項目は以下の通りです。

  • プレイヤー以外が観戦できるモニターの設置
  • 分かりやすい動画マニュアルの用意
  • 機材の動作確認とリハーサル
  • サポートスタッフの配置
  • 機材レンタルや設営費を含めた予算シミュレーション

3.運動会・スポーツ大会

リレーや玉入れ、障害物競走など、チーム対抗で行える運動会形式の企画です。部署混合のチームを編成すれば、年齢層や役職を超えた交流につながります。屋外開催の場合は、屋内で代替可能なプログラムを用意しておきましょう。また、競技構成は参加者の年齢や体力に配慮して決定します。チームに応援グッズやオリジナルTシャツを用意すると一体感がアップします。

【知的エンタメ系】社員総会の企画例6

体を動かすのがメインではなく、知識や発想力、チームでの議論や推理を通じて楽しめる「知的エンタメ系」の企画を紹介します。部署横断での交流や、普段とは異なる一面の発見にもつながります。

1.格付けバトル

IKUSAが提供する格付けバトルは、牛肉、紅茶、俳句、絵画などのジャンルから「一番高い品」を当てる体感型クイズゲームです。食材を扱うため、食物アレルギーや宗教的配慮を忘れずに行いましょう。

2.会社クイズ大会

会社の歴史、製品、エピソードなどをテーマにしたクイズ大会です。事前に社長やベテラン社員へのインタビューを取り入れると、よりリアルな内容になります。クイズはチーム戦で行い、自然な連携が生まれる構成にするのがおすすめです。優勝チームには社長からの表彰や景品を用意すると、社員のモチベーションも上がります。

3.謎解き脱出ゲーム

IKUSAが提供する本格謎解きコンテンツです。チームで協力しながら暗号を解いていく中で、役割分担や発想の柔軟性が求められます。難易度調整がカギとなるため、誰でも楽しめるレベルに調整をしましょう。テーマを自社に合わせてカスタマイズするのもおすすめです。

4.パネルディスカッション

経営層をパネリストに迎え、自社の課題や将来の方向性について意見を交わす企画です。社員の意見を拾う質疑応答タイムを設けると、現場と経営層の距離が縮まります。司会進行役を立ててテンポよく進行し、データや資料のビジュアル提示で分かりやすくしましょう。

5.ワークショップ

参加者を複数のグループに分けて、テーマに関する議論や意見交換を行う企画です。新商品の開発アイデアなど、自社事業に関連したテーマを設定すると、創造性やイノベーションの創出にもつながります。異なる部署の社員同士でグループを組めば、社内交流の促進にもなります。

6.フォトシエーション

複数の写真や画像をヒントに、連想される答えを出す企画です。自社ロゴや製品画像を活用することで、オリジナル性が高まります。社内イベントや社員旅行の写真を使用するのもよいでしょう。スライド形式で問題を表示し、グループで答えを共有します。回答発表時は理由やエピソードを語ってもらうと盛り上がるでしょう。

【ステージイベント系】社員総会の企画例7

パフォーマンスや発表、観客参加型の演出で会場の一体感を高める「ステージイベント系」の企画をご紹介します。

1.  〇〇コンテスト

来季の事業テーマ、キャッチフレーズ、新製品アイデアなどを社員から募集し、発表・表彰するコンテストです。コンテストの目的を明確にし、それに合わせた評価基準を設定しましょう。評価基準を事前に公開し、透明性を確保することも大切です。表彰式では、成績だけでなくプロセスや貢献度も評価し、受賞者の思いや感情を共有できる場を設けましょう。社員全体のモチベーション向上につながります。

2.オリジナルムービーの上映

今季の振り返りやエピソードをまとめたオリジナルムービーを上映する企画です。参加者の視線や注目を集めやすく、企業が社員へ伝えたいメッセージを効果的に伝えられます。映像作成のスケジュール管理や台本作成、上映機材のチェックなどが必要です。

3.ハイブリッドイベント

全国や海外に拠点を持つ企業におすすめなのが、現地参加とオンライン参加を組み合わせたハイブリッド型の開催形式です。遠隔地の社員もリアルタイムで参加可能となり、全社的な一体感を演出できます。以下のような準備を行い、円滑な運営を目指しましょう。

  • オフライン会場でのカメラ設置、インターネット接続の確認
  • オンライン参加者向けガイドラインの作成と事前接続テスト
  • 技術サポート体制の明確化

4.〇〇ショー

マジックや大道芸など、迫力あるパフォーマンスを披露する企画です。プロのパフォーマーに依頼するだけでなく、社内有志を募って自主的に演出することも可能です。有志による企画の場合、出演者の選定から練習、当日の流れまでをスケジュールに沿って丁寧に準備しましょう。

5.  ビンゴ大会

年齢や性別を問わず楽しめる、定番の人気企画です。参加者の興味に合わせ、商品券・家電製品・旅行券など多様な景品を用意すると盛り上がります。受付時にビンゴカードを配布し、スクリーンで数字を表示、当選者はマイクとモニターで発表するなど、スムーズな進行を心がけましょう。

6.バンド演奏

社内の演奏有志またはプロのバンドを招いてパフォーマンスを行う企画です。事前に音響設備のリストを作成し、スピーカー、マイク、ミキサーなどを点検します。必要な場合はプロの音響技術者の手配も検討するとよいでしょう。有志の場合は、募集からバンド結成、練習時間の確保が必要です。時間に余裕をもち、計画的に進めることが大切です。

7.家族からの手紙

社員の家族から事前に手紙を預かり、当日にサプライズで読み上げる企画です。まず社内通知や専用フォームを使い、家族に手紙の依頼を行います。依頼時には手紙の趣旨と送付期限を明確に伝え、事前にオンライン説明会で詳細を説明すると安心です。当日は感動的なBGMとともに、背景に思い出の写真や動画を投影しながら手紙を読み上げることで、心に残る時間を演出できます。

【ユニーク系】社員総会の企画例4

他社ではあまり見られない、印象的で刺激的な「ユニーク系」の企画をご紹介します。

1.VR社員総会

VRアバターを活用し、仮想空間で総会に参加する革新的な形式です。必要な機材(VRヘッドセット・パソコン・専用アプリ)をリスト化し、レンタル費用や購入費用を含めた予算計画を立てましょう。参加者には事前の操作説明会を実施し、当日は技術サポートを配置することで、トラブルを未然に防げます。

2.水族館で社員総会

水族館での社員総会は、洗練された内装や大きな水槽を背景に、非日常の空間でパーティーを楽しむ企画です。まずは貸切利用可能な水族館に問い合わせを行い、利用エリア、設備、予約状況を確認します。併せて、ケータリングや演出(BGM、ライトアップ、映像連動)についても詳細に打ち合わせ、参加者が安心して楽しめる運営計画を立てましょう。安全管理として、動線の確認や緊急時の対応策も十分に準備することが重要です。

3.貸切クルージング

貸切クルージングは、船上という特別な空間で社員同士が自由に交流できる企画です。まず、クルーズ船業者に連絡し、航路や出発・到着時刻、滞在時間を含む詳細なスケジュールを確認しましょう。また、船内の安全対策や悪天候時の代替プランについても事前に策定し、全体の予算計画を明確にします。可能であれば、事前に体験クルーズを実施すると運営面の課題を洗い出せます。

4.サプライズゲストの招待

サプライズゲストの招待は、イベントに特別感をプラスし、参加者にとって忘れがたい体験となります。まず、招待するゲストの選定基準を明確にし、自社製品の愛好家など企業イメージに合った人物を候補に挙げましょう。所属事務所とスケジュール調整や出演条件、契約面の確認を徹底し、事前にリハーサルを実施します。当日の演出として、ゲストがサプライズ登場するタイミングや方法を具体的に策定し、参加者全員に感動を与える仕掛けを準備しましょう。

まとめ

社員総会は、単なる年次イベントに留まらず、社員のモチベーションを向上させ、企業文化を浸透させる貴重な機会です。社員同士の交流を促進し特別感を味わえるような企画を取り入れることで、参加者の満足度を高め、より充実したイベントになります。自社の社員総会の目的や趣旨に合った最適な企画を選ぶことで、イベントの効果を最大限に引き出しましょう。また、満足度を高めるにはスムーズな運営が欠かせません。具体性を持った計画を作成し、さまざまな可能性を加味した事前準備を行いましょう。

 

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この記事を書いた人

IKUSA ARENA編集部
IKUSA ARENAは、池袋から25分、新宿から35分の都内イベント施設です。700名以上収容可能な本施設は、音響設備やスクリーンを完備しており、運動会や懇親会、音楽イベントなど、さまざまな用途でご利用いただけます。