社員旅行の企画20選!交流・体験・非日常を楽しむプラン

2025.5.1
社内イベントレクリエーションイベント

社員旅行は、社員同士の交流を深めるだけでなく、チームワークの向上やリフレッシュ効果も期待できます。特に、ユニークで特別感のある企画を取り入れることで、社員の満足度をさらに高めることが可能です。

本記事では、社員旅行の目的、実施方法、おすすめの社員旅行企画20選を紹介します

 

和モダンな内装、500人規模のアクティビティスペース、配信・演出設備が揃ったリーズナブルな東京のレンタル施設「IKUSA ARENA

⇒「IKUSA ARENA」の情報をまとめた資料を受け取る

 

社員旅行の目的

社員旅行は、単なる観光や休暇の機会ではなく、企業文化を強化し社員同士の絆を深める重要な機会です。適切に計画された社員旅行は、以下のようなメリットがあります。

  • 社員同士のコミュニケーションの活性化
  • チームワークとチームビルディングの向上
  • 心身のリフレッシュと疲労回復
  • 社員の帰属意識やエンゲージメントの向上
  • 人材の定着率向上

しかし、近年では社員旅行の実施率が低下傾向にあります。特に若い世代を中心に「社員旅行は行きたくない」という意見も増えており、Z世代の約48.8%がこのように感じているというデータもあります。このような状況の中、社員旅行を成功させるためには、明確な目的設定と社員のニーズに合わせた企画が不可欠です。

参考:夏休み直前!Z世代の旅行に関する意識調査を実施|PR TIMES

社員旅行の実施方法

計画段階から実施、そして旅行後のフォローアップまで、下記のステップで進めるとスムーズです。

1.目的を決める

はじめに、社員旅行を実施する目的やテーマを決めましょう。例えば、以下のような目的が考えられます。

  • 社員同士の交流を深めたい
  • チームビルディングを高めたい
  • 日頃の労をねぎらい、リラックスの機会を提供したい
  • 特定のプロジェクト成功の祝賀として実施したい など

目的を明確にすることで、その後の計画がスムーズに進みます。

2.社員アンケートの実施

社員の希望や意見を事前に把握することは、満足度の高い旅行を実現するために非常に重要です。アンケートでは以下のような項目を確認しましょう。

  • 希望する旅行先(都道府県名や具体的な観光地)
  • 旅行日数(日帰り・一泊二日・二泊三日など)
  • 旅行先でやりたいこと、期待すること
  • 自己負担可能な予算額
  • 部屋割の希望(一人部屋・相部屋)
  • アレルギーや食事制限など特別な配慮が必要な事項

初めて社員旅行を実施する場合は、予算や日程、参加人数をある程度固めてから、アンケートを実施してもいいでしょう。

また、アンケートは紙媒体やオンラインフォームを利用して、選択形式にすると回答しやすくなるのでおすすめです。回答期限も明確に設定しておきましょう。

3.日程と行き先の決定

アンケート結果を基に、旅行先や日程、予算などおおまかな内容を決定します。一般的に、2月・6月・9月~11月は閑散期のため、社員旅行に適した時期とされています。

行き先は、移動時間や安全性のほか、宿泊施設や現地の充実度、季節に合った魅力的なスポットかどうかを加味して検討します。候補の中から予算や参加人数などを総合的に判断し、最終的な日程と行き先を決定しましょう。

4.予算と参加人数の決定

社員旅行の予算は、以下の項目を考慮して設定します。

  • 移動費
  • 宿泊費
  • 食費
  • 観光費
  • 企画・レクリエーション費
  • 旅行保険 など

各項目の費用を見積もり、参加者一人当たりの予算を算出して、企業負担と個人負担の割合を決めましょう。最終的な参加人数を確定し、見積もりに反映させます。

5.旅行会社の選定とプラン作成

ある程度の計画ができたら、複数の旅行会社に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。旅行会社は、社員旅行の実績が豊富なところを選ぶと安心です。希望や要望をしっかりヒアリングし、適切なイベントを提案してくれる旅行会社を選びましょう。

6.詳細な旅行プランの策定

下記の項目を詳細に決めます。

  • 出発前の集合場所・時間
  • 移動手段
  • 観光やアクティビティの開始・終了時間
  • 休憩や食事の時間
  • 企画・レクリエーションの内容 など

すべての詳細が決まったら「旅行のしおり」を作成し、参加者に配布しましょう。当日の流れや連絡先、トラブル発生時の方法も記載して、参加者全員に事前配布します。キャンセル料の発生時期や条件についても旅行会社に確認し、参加者に周知しましょう。

企画やレクリエーションを行う場合は、計画を始めます。天候によって左右されるアクティビティを行う場合は、代替案も準備しましょう。

7.当日の運営とトラブル対応準備

旅行中の責任者や幹事、サポートスタッフをあらかじめ決め、各自の役割を明確にします。旅行会社や現地の医療機関、担当者などの緊急連絡先をリストアップし、トラブル発生時の対応手順も決めておきましょう。当日の連絡網やグループチャットを用意しておくと、情報共有を迅速に行えて便利です。

悪天候時の代替プランや急な変更に対応できる柔軟な体制を整え、全員に周知しておきましょう。

8.社員旅行後の対応

旅行後、アンケートやヒアリングを通して参加者の感想や改善点を収集します。また、旅行にかかった費用の清算を行い、経費報告書や旅行レポートも作成しましょう。これにより、次回の計画に活かすデータが得られます。

旅行中に撮影した写真や動画、エピソードを共有し、社内で振り返りの場を設けると、社員間の絆を深めるきっかけにもなるでしょう。

【体を動かす・アウトドア系】社員旅行におすすめ企画9

社員旅行におすすめの、体を動かすアウトドア系の企画を紹介します。

1.チャンバラ合戦

IKUSAが提供するチャンバラ合戦は、スポンジ製の刀を使い、相手の肩に付いたボールを落とし合う合戦アクティビティです。シンプルなルールで、年齢を問わず楽しめるため、幅広い年齢層の社員が参加する社員旅行の企画におすすめです。

2.スポーツ大会・運動会

大人数で楽しめるスポーツ大会や運動会は、交流促進やチームワークの向上に効果的です。種目は定番のリレーや綱引きのほか、ユニークな競技を加えると盛り上がります。

スポーツ大会や運動会を開催する際は、ケガを防ぐために準備運動を徹底することが重要です。また、参加者の体力を考慮し無理のない種目を選ぶことで、誰もが楽しめるイベントになります。さらに、会場の設備やトイレの有無を事前に確認し、快適に過ごせる環境を整えることも大切です。

3.ラフティング

複数人でボートに乗り、激流を下るスリル満点のアクティビティです。チームワークが重要なため、自然と社員同士の絆が深まります。

ラフティングは天候の影響を受けやすいため、事前に現地のコンディションを確認し、安全対策を万全にすることが求められます。また、泳げない社員や水が苦手な人への配慮も必要です。必ずプロのインストラクターの指導を受け、適切な装備を着用しましょう。

4.サバイバルゲーム

安全なレーザー銃を用いた対戦型アクティビティです。チームで戦略を立てて挑むため、社員間の交流やチームワークの向上につながります。サバイバルゲームは、動きが激しくなることがあるため、汚れてもよい服装を推奨します。また、ルールを明確に説明し、安全対策を徹底しましょう。屋外で実施する場合は、虫除けや日焼け対策を準備するとより快適に楽しめます。

5.BBQ

屋外で気軽に楽しめるBBQは、社員同士の交流を深めるのに適しています。食材を準備する時間も楽しめるため、チームビルディングにもつながります。食材の準備や後片付けを円滑に進めるため、役割分担を明確にしておくことが大切です。また、火の取り扱いには十分注意するほか、ゴミの処理方法も事前に確認し環境に配慮しましょう。また、BBQを行う際は、アレルギーや宗教的制約に配慮したメニューを準備することが大切です。雨天時の対応策として、屋根付きの施設を選ぶかテントを用意するのも有効です。

6.キャンプ・グランピング

自然に囲まれた環境で楽しむキャンプやグランピングは、非日常感を存分に味わえる社員旅行としてぴったりな企画です。広大な自然を感じながら、普段のオフィス環境から離れてリフレッシュできます。キャンプ場付近にレジャー施設やBBQ会場があれば、1日の行程の中で多彩な企画を楽しむことができ、社員同士の親睦も深まるでしょう。 アウトドアでの活動には予期しないトラブルが起こることがあります。事前に緊急時の対応計画を確認し、連絡手段を確保しておきましょう。また、キャンプは体力を使う活動も多いため、事前に参加者の体力に配慮したプランニングが必要です。特に高齢の社員や体調に不安のある社員には配慮しましょう。

7.無人島旅行

普段の生活圏とはかけ離れた無人島で社員旅行を実施する企画です。大自然に囲まれた環境で、サバイバルキャンプ、BBQ、釣り、海水浴などを満喫できます。無人島という特別な場所での非日常的な体験は、思い出に残る旅行として社員の記憶に深く刻まれることでしょう。

 アウトドア要素が強い企画なので、アクティビティの安全性を十分に確保することが重要です。特に、海でのアクティビティにはライフジャケットの着用義務や救命措置の確認が求められます。

無人島では、医療施設が近くにない場合が多いため、参加者の健康状態に問題がないか事前に確認しておきましょう。

8.スキューバダイビング

海のエリアに旅行する場合、スキューバダイビングを社員旅行の一環として取り入れてみましょう。専任のインストラクターが同行するので、未経験者でも安心してダイビングを楽しむことができます。美しい海底世界を体験することで、社員全員が感動とともに自然の素晴らしさを感じられるでしょう。

一方、水が苦手な社員に配慮した別のアクティビティを用意することも大切です。ダイビング前には体調確認を行い、無理のない範囲で楽しむことができるように配慮しましょう。

9.クルージングパーティー

クルーズ船を貸し切り、船上パーティーを開催する企画です。海上で開放感を感じながら、豪華な食事や歓談を楽しむことができるので、特別感を味わえます。

クルージングは天候に左右されるため、事前にクルーズ船の業者と悪天候時の対応策をしっかりと確認しておくことが必要です。また、参加者の安全を確保するため、万が一のための備えを行いましょう。

 

【知的・ゲーム系】社員旅行の企画におすすめの内容例3

続いては、社員旅行におすすめの頭を使う系の企画を紹介します。

1.謎解き脱出ゲーム

IKUSAが提供する「謎解き脱出ゲーム」は参加者を複数のチームに分け、制限時間内に危機的状況からの脱出を目指すゲームです。謎解きは年齢や性別、経験に関係なく楽しめるため、さまざまな社員層が参加する社員旅行に適しています。

謎解きの難易度は参加者に合わせて調整できるため、事前に参加者の年齢層やゲーム経験を考慮して選びましょう。

2.宝探し

旅行先の観光エリアに隠された宝やアイテムを、「宝の地図」を頼りに社員同士で協力して探すアクティビティです。自然と観光エリアの散策にもなり、旅行の楽しさも増します。また、謎解きの要素を取り入れたりチームごとにミッションを設けたりすることで、チームビルディングにも効果的です。ゲーム感覚で楽しみながら、社員同士のコミュニケーションも活性化します。

3.クイズ大会

誰でも気軽に参加できる定番のクイズ大会もおすすめです。一般的な知識問題や時事問題だけでなく、自社に関する問題を出題することで、オリジナル性を高められます。「会社の創業年は?」「社長の趣味は?」などの問題を盛り込むと、社員同士の理解も深まりより盛り上がるでしょう。正解数の多いチームには景品を用意することで、参加者のモチベーションアップにもつながります。

【文化・伝統体験系】社員旅行の企画におすすめの内容例4

旅行先ならではの文化や伝統、体験を楽しめる企画を紹介します。

1.伝統工芸・名産品づくり体験

陶芸やガラス細工、染物など、その土地の伝統工芸を実際に体験できるプログラムです。作った作品は持ち帰れるため、旅行の記念品にもなります。また、料理体験もおすすめです。ご当地グルメや名産品を自分で作ることで、食文化への理解が深まり、より思い出に残るでしょう。

2.フォトコンテスト

旅行中に社員がテーマに沿った写真を撮影し、あとでコンテストを開催する企画です。「名産グルメの写真」「隠れた観光スポット」などテーマを決めることでより楽しめます。

撮影した写真は夕食時や宴会時に発表し合うと、各々の観光エピソードを共有でき、交流も深まります。さらに、優秀作品を表彰すれば参加者の意欲向上にもつながるでしょう。

3.文化体験

その土地特有の文化を体験できるプログラムを取り入れるのもおすすめです。「忍者体験」「お座敷遊び」「茶道体験」など、日本文化に触れられる企画は人気があります。文化を学びながら楽しめるため、単なる観光では得られない充実感を味わえるでしょう。

4.日本遺産・世界遺産巡りツアー

国内旅行であれば日本遺産を、海外旅行であれば世界遺産を巡るツアーを企画すると、歴史や文化に触れながら観光ができます。複数の遺産を巡ることで、その地域の特色を深く理解できるのが魅力です。

しかし、長時間の移動がある場合はバスを手配するなどの工夫を行い、社員の体力的負担を軽減することも考えましょう。

【ユニーク・特別体験系】社員旅行の企画におすすめの内容例4

個性的で特別な体験を取り入れたユニークな社員旅行の企画を紹介します。

1.エクストリーム社員旅行

現地集合方式を採用し、社員がチームごとに異なるルートで目的地を目指すユニークな旅行企画です。道中ではスマートフォンの位置情報共有アプリを活用し、各チームの状況をリアルタイムで共有することで、盛り上がりながら旅を楽しめます。全チームが集合した後の懇親会では道中のエピソードを共有すると、異なる視点からの旅の楽しみを味わえます。

参考:ワクワクする福利厚生 !【エクストリーム社員旅行】を10月に実施 !|アクロクエストテクノロジー株式会社

2.ヘルスツーリズム

社員の健康促進を目的とした旅行プランです。森林浴やウォーキング、ヨガ、マインドフルネスなど、心身をリフレッシュできるアクティビティを取り入れます。激しい運動ではなく、リラックスを重視する点が特徴です。天候に左右される可能性があるため、室内での代替プログラムを準備しておくと安心です。

参考:社員旅行の続編!ヘルスツーリズムで写経とゴルフをしたお話|アジャイルウェア

3.合同社員旅行

取引先やパートナー企業と合同で実施する社員旅行です。他社の社員と交流することで、新たな視点を得たりビジネス関係を深めたりする機会となります。計画する際にはスケジュール調整や、社員同士の親睦を深める工夫が重要です。

参考:フルリモートのIT企業2社で、合同社員旅行してきました|フルリモートのIT企業【株式会社BASICS】公式note

4.泊まれる廃校

使われなくなった廃校を宿泊施設として活用し、教室や体育館を活かしたアクティビティを楽しむ企画です。スポーツ大会やBBQなど、学生時代を思い出しながら楽しめます。

参考:8期社員旅行は「廃校」に行ってきました。│センタード代表取締役 平岡 悟ブログ

まとめ

社員旅行を特別で満足感のあるものにすることで、社員のモチベーションやエンゲージメントが向上し、仕事への積極性が期待できます。そのためには、旅行の目的やテーマを明確にし、予算内で計画を立てることが重要です。また、事前に社員に希望する旅行先をアンケートで尋ねることで、満足度の高い旅行を実現できるでしょう。

 

和モダンな内装、500人規模のアクティビティスペース、配信・演出設備が揃ったリーズナブルな東京のレンタル施設「IKUSA ARENA

⇒「IKUSA ARENA」の情報をまとめた資料を受け取る

この記事を書いた人

IKUSA ARENA編集部
IKUSA ARENAは、池袋から25分、新宿から35分の都内イベント施設です。700名以上収容可能な本施設は、音響設備やスクリーンを完備しており、運動会や懇親会、音楽イベントなど、さまざまな用途でご利用いただけます。