スポーツイベントの企画例15選!概要や企画手順も紹介

2025.5.20
スポーツ

スポーツイベントは、参加者同士のコミュニケーション促進や地域活性化を図るうえで非常に有効な手段です。サッカーや運動会といったメジャーな競技から、チャンバラ合戦のようなユニークな体験型イベントまで、多彩な企画が可能です。

本記事では、スポーツイベントの概要と企画手順、おすすめのスポーツイベント企画例15選をそれぞれ紹介します

 

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スポーツイベントとは

スポーツイベントとは、スポーツをメインに据えたイベントのことです。実際にスポーツを体験するイベントや、競技を観戦するイベントなど、形式は様々です。スポーツを楽しみながら交流を深めたり、スポーツへの関心を高めたりすることを目的に、企業や自治体、スポーツ団体などが開催しています。

主なターゲットや目的、スポーツの例は以下の通りです。

主催者の種類

目的

対象者

具体的な企画例

企業

社内コミュニケーションの促進

自社の社員

社内運動会など

自治体・スポーツ団体など

自社PR・地域活性化

一般消費者・地域住民

マラソン大会やスポーツフェスティバルなど

 

スポーツイベントの企画手順

スポーツイベントを成功させるためには、しっかりとした計画が欠かせません。目的やターゲットを定めるところから、企画選定、会場選び、告知・準備まで、段階を追って取り組みましょう。

目的とターゲットを決める

まず、イベントの開催目的とターゲットを明確にします。これらが明確になることで、企画内容や運営方法がぶれず、効果的なイベントにつながります。例えば、以下のような例が考えられます。

  • 社員同士の交流・チームビルディングを促進する
  • 地域住民向けに健康促進と施設集客を狙う
  • 全国規模のイベントで地域活性化を目指す
  • スポーツ団体がファンとの交流を深める

実施するスポーツ・企画内容を決める

ターゲットや目的に沿った種目やプログラムを選定します。参加者が楽しめることはもちろん、達成したい目的に寄与する企画となるよう意識しましょう。例えば、下記のような企画例が考えられます。

  • 企業イベント:運動会やスポーツ大会など
  • 地域イベント:大型マラソン大会やスポーツフェスティバルなど
  • スポーツ団体:体験型イベントやトークショー付き練習会など

複数種目を組合せ、誰でも楽しめる内容にアレンジするのも効果的です。

日程・会場を決める

ターゲットが集まりやすい日時設定と、企画に適した会場選びをしましょう。屋外開催なら天候のリスクも考慮し、日程の設定や雨天時の対応策も用意しておきます。

ファミリー向けのイベントであれば土日祝日の昼間開催、社内イベントであれば平日の午後から夕方開催がおすすめです。

また会場選びに関しては、アクセス性や収容人数のほか、駐車場や更衣室などの設備面も確認しておきましょう。必要に応じて、行政への道路使用許可や利用申請なども忘れず行います。

告知・宣伝・集客を行う

ターゲット層にリーチする効果的な告知・宣伝活動を行います。広報戦略を立てる際は、「誰に」「どのメディアで」「どのタイミングで」届けるかを整理しましょう。

社内向けイベント

  • ミーティング・朝礼
  • 社内メール
  • 社内SNS
  • 社内報など

一般向けイベント

  • 自社のホームページやオウンドメディア
  • イベント情報掲載メディア
  • 各種SNS
  • チラシ配布など

ファン向けイベント

  • オウンドメディア
  • スポーツ専門SNS
  • 選手の公式アカウントで告知など

イベントページを作成する際は、エントリー方法や参加費、注意事項を明確に記載するのも大切です。

イベントの準備を進める

告知開始と並行して、物資の手配や詳細運営マニュアルの作成を進めます。役割分担を明確にし、運営スタッフ間でリハーサルを行うと、当日スムーズに進行できます。タイムスケジュール作成とトラブル時の対応マニュアルの整備も忘れずに行いましょう。

以下は準備物の例です。

  • スポーツ用具(ボール、コーン、ビブスなど)
  • 参加賞(記念品、ドリンクなど)
  • 会場設営用品(テント、机、椅子、音響など)
  • 救護体制(救急セット、AEDなど)

イベント当日

リハーサルで確認したタイムライン通りに運営します。トラブルが発生した場合も、冷静に臨機応変な対応を心がけましょう。イベント中も参加者の安全確保を優先し、楽しい雰囲気を心がけましょう。

イベント後の振り返り

イベント終了後は、速やかに振り返りミーティングを行いましょう。集客集や目的達成度、運営上のよかった点や課題のほか、参加者アンケートも活用して、次回以降に向けた改善点を整理します。

あわせて、お礼のメール配信やイベントレポートの公開を行うと、参加者との関係性維持や次回イベントの集客にもつながります。

【大人数向け】スポーツイベントの企画例5

大人数で楽しめるスポーツイベントの企画例を紹介します。参加者同士の交流を促進でき、チームビルディングにも効果的な企画が揃っています。

1.チャンバラ合戦

スポンジ製の刀を使い、相手の肩に付けた「命」と呼ばれるカラーボールを落とし合うシンプルなルールです。年齢や性別を問わず楽しめるため、誰でも気軽にできます。

参加者を複数のチームに分け、一定時間内で相手チームの「命」をどれだけ多く落とせるかを競います。屋内・屋外どちらでも実施可能で、広いスペースがあれば一度に100名以上が参加できます。

チームワークが重要なため、自然とコミュニケーションが生まれ、参加者同士の交流が深まります。また、ルールが簡単で、初めての人でもすぐに楽しめるのが魅力です。安全面を考慮し、参加者に動きやすい服装を推奨するほか、転倒防止のために足元の安全を確保する必要があります。

2.運動会

リレーや障害物競走、大縄跳びなど、子どもから大人まで楽しめる種目を組合せたイベントです。競技の種類を工夫することで、参加者全員が楽しめる内容にアレンジできます。チーム戦を通じて参加者同士の交流を促進できるほか、運動不足解消にもつながります。体育館などの室内開催も可能で、天候に左右されない点も大きな利点です。

競技の進行をスムーズに行うために、事前にタイムスケジュールをしっかりと組みましょう。また、参加者の体力や年齢に応じた種目選びを心がけましょう。

3.サバイバルゲーム

専用フィールドで行う競技型イベントで、参加者はチームに分かれて作戦を立てながら競技を進めます。緊張感とゲーム性が高く、非日常的な体験が楽しめます。作戦会議や競技中の情報交換を通じて、自然とチームワークが育まれます。また、普段は体験できないようなスリルを味わえるため、参加者の満足度が高いイベントです。

専用フィールドが必要なため、事前に施設の予約や確認を行う必要があります。また、競技中の安全対策を徹底し、参加者が安心して楽しめる環境を整えましょう。

4.フットサル

サッカーよりもフィールドが狭く、初心者でも気軽に楽しめるスポーツです。男女混合でのプレイも可能で、幅広い層に対応できます。

屋内会場での実施が可能なため、天候に左右されずに開催できます。また、トーナメント形式や複数試合の同時開催などで規模を拡大すれば、大人数でも楽しめるイベントになるでしょう。一試合あたりの参加人数が限られるため、待ち時間が発生しないようにスケジュールを工夫する必要があります。

5.ドッヂビー

ドッヂボールのルールで、ボールの代わりにウレタン製のディスクを使用するスポーツです。ディスクは当たっても痛くないため、怪我の心配が少なく、初心者でも安心して楽しめます。

シンプルなルールで、子どもから大人まで幅広い層が参加可能です。チーム戦でのプレイが基本のため、自然と参加者同士の交流が生まれます。ディスクの扱いに慣れていない参加者が多い場合は、事前に練習時間を設けるといいでしょう。

【ファミリー層向け】スポーツイベントの企画4

親子で参加できる、ファミリー向けのスポーツイベント企画を紹介します。子どもの成長を促し、家族で楽しい時間を過ごせる内容です。

1.かけっこ教室

小学生を対象に、速く走るための運動能力を高める教室です。講師が体の使い方やフォームを丁寧に指導します。

子どもたちの運動能力向上だけでなく、親子で一緒に参加することで家族の絆を深められます。また、運動会シーズンに合わせた集客イベントとしても活用可能です。子どもの体力や年齢に応じたプログラムを用意し、無理のない範囲で実施しましょう。

2.スポーツ忍者体験

 忍者の格好をして、跳び箱やマット運動、ボールを使ったアクティビティなどを楽しむイベントです。子どもたちが「忍者になりきる」というテーマ性があり、運動が苦手な子どもでも楽しみやすい内容です。運動能力の向上や苦手克服にも効果的でしょう。安全面に配慮し、インストラクターを配置するようにします。

また、忍者衣装の貸し出しなどを行うと、さらにイベントの魅力が高まります。

3.水合戦

IKUSAが提供する 水鉄砲を使った合戦アクティビティです。夏休みシーズンにぴったりなイベントで、親子で夢中になれる内容です。一度に大人数が参加できるため、地域イベントとしても活用できます。

熱中症対策として、こまめな水分補給を促すことが重要です。また、濡れても良い服装を推奨するなど、事前の案内を徹底しましょう。

4.ボルダリング

クライミングスポーツとして人気のボルダリングは、ファミリー向けイベントにもぴったりです。移動式ウォールを使用すれば、屋外フェスティバルや商業施設内でも開できます。難易度を段階別に設定すれば、小さな子どもから大人まで幅広く楽しめる企画です。

安全面を最優先に考え、インストラクターやサポートスタッフを配置することが大切です。また、参加者に事前に注意事項を説明することで、事故防止につながります。

【地域活性化向け】スポーツイベントの企画3

地域の特色を活かし、住民の参加を促進するイベントです。地域の魅力を発信することで、観光や集客効果を狙えます。

1.マラソン大会

地域の景色や名産品を楽しめるマラソン企画です。コース設定によって、地域の観光スポットや名所を巡るルートを作ることで、参加者に地域の魅力を伝えられます。地域外からの参加者も多く見込めるため、観光振興や地域PRに効果的です。また、地元の飲食店や商店が出店することで、地域経済の活性化にもつながります。

公道使用には警察署の許可が必要です。また、安全管理のためのスタッフ配置や、救護体制の整備も行いましょう。自治体や商店街、地元企業との連携を図り、地域全体でイベントを盛り上げる工夫が求められます。

2.スポーツフェスティバル

地元のスポーツ施設を活用し、サッカーやテニスなどの球技、体力づくり、スポーツ体験など多彩な企画を一日で提供する企画です。様々なスポーツを一度に体験できるため、参加者の満足度が高くなるでしょう。地元スポーツチームとのコラボレーションをすれば、プロの技術を間近で見られる貴重な機会にもなります。

多くの種目を実施するため、スケジュール管理や会場設営に時間と労力がかかります。事前の準備を入念に行い、当日のスムーズな運営を心がけましょう。

3.新体力テスト(スポーツテスト)

文部科学省が定めた種目(握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ)を取り入れた企画です。参加者の健康促進や運動不足解消に効果的です。結果をデータ化して提供することで、参加者の健康意識を高められます。

参加者の年齢や体力に合わせて、種目の難易度を調整することが大切です。また、結果に一喜一憂せず、継続的な健康づくりの動機付けとなるような声かけや工夫をしましょう。

【スポーツチーム・団体向け】スポーツイベントの企画3

スポーツチームや団体がファンとの交流や新規ファン獲得を目的に活用できる企画例です。

1.スポーツ体験会

 サッカーチームならミニ試合やシュート練習、野球チームならバッティングやピッチング体験など、チームに関連したスポーツを実際に体験できる企画です。参加者がスポーツを直接体験することで、そのスポーツの魅力や難しさを実感でき、より深い興味や理解につながります。また、選手との距離が近くなることで、ファンの満足度や帰属意識も高まるでしょう。

まずは参加者の安全確保が最優先です。レベルに合わせたプログラム設計や、十分な指導スタッフの配置を行いましょう。また、人気選手に負担が集中しないよう、スケジュール管理も重要です。

2.  観戦イベント

選手たちの試合を観戦する企画です。特別チームを組んだエキシビションマッチや、レジェンド選手を招いた特別試合などの工夫で盛り上げます。ファンにとって特別な試合を観戦できる貴重な機会となり、チームへの愛着や応援意欲が高まります。ライブ配信を活用することで、現地に来られないファンも楽しめます。

試合前後にファンとの交流イベントの実施や、特別なハーフタイムショーを企画するなど、観戦以外の楽しみも提供することで、イベントの価値を高められます。また、限定グッズの販売や、抽選会などの特典を用意して参加意欲を高める工夫も効果的です。解説付きの観戦ツアーや、初心者向けのルール説明会などを実施することで、新規ファンの獲得にもつなげられます。

3.現役選手によるセミナー・教室

選手がスポーツ技術をレクチャーしたりトレーニング方法を指導したり、ファンからの質問に答える企画です。選手から直接指導を受けられる貴重な機会となり、参加者の技術向上や意欲喚起につながります。また、選手の人間性や考え方に触れることで、より深いファン関係の構築にもなるでしょう。

選手の負担にならないよう、適切な時間配分や内容設計が必要です。また、参加者のレベルに合わせた指導内容の調整も重要です。

技術指導だけでなく、選手のキャリアや経験談を聞けるトークセッションを組み込むことで、より充実した内容になります。

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まとめ

スポーツイベントには、参加者同士のコミュニケーション促進や地域の活性化、主催者と参加者の交流促進など様々な目的があります。イベントを成功させるためには、目的に合わせた企画選びが重要です。参加人数や会場の広さ、参加者の年齢層などの基本的な条件を慎重に検討し、最適な企画を選定しましょう。

さらに、参加者の満足度を高めるためには、競技だけでなく、休憩スペースや飲食の提供、記念品の準備なども大切な要素となります。事前の周到な準備と当日の柔軟な対応で、思い出に残るスポーツイベントを実現しましょう。

 

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この記事を書いた人

IKUSA ARENA編集部
IKUSA ARENAは、池袋から25分、新宿から35分の都内イベント施設です。700名以上収容可能な本施設は、音響設備やスクリーンを完備しており、運動会や懇親会、音楽イベントなど、さまざまな用途でご利用いただけます。