ハロウィンパーティーが盛り上がる企画12選!計画方法・準備物も解説

2025.5.30
パーティー

10月になると街はオレンジや紫のハロウィンカラーに染まり、あちらこちらでかわいい飾り付けが目を引きます。もともと「仮装」や「お菓子交換」のイメージが強いハロウィンですが、近年では家族や友達とのパーティー、地域ぐるみでのイベントなど楽しみ方が広がっています。とはいえ初めて企画する場合は、テーマや会場、準備物などに悩むこともあるでしょう。

本記事では、ハロウィンパーティーを成功させるための計画方法や準備物のリスト、演出アイデアに加え、盛り上がる企画12選を紹介します

 

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ハロウィンパーティーとは?

ハロウィンは、毎年1031日に行われる伝統行事で、その起源は古代ケルト人の祭り「サウィン」にまでさかのぼります。古代ケルト人にとって1031日は1年の終わりであり、この日には死者の魂が現世に戻ってくると信じられていました。しかし同時に、悪霊や魔女なども現れると考えられていたため、人々は火を焚いたり仮装をしたりして身を守る習慣が生まれました。この風習がキリスト教文化と融合し、111日の「万聖節」の前夜祭として「ハロウィン」と呼ばれるようになりました。

日本では2000年代以降、テーマパークやSNSの影響で若者を中心にハロウィンが広まり、今では定番行事として定着しています。ハロウィンは誰もが非日常を楽しみ、主役になれるイベントです。仮装やパーティーを通じて人とのつながりが生まれ、子どもにとっては創造力を育む体験に、大人にとっては日常から解放されるひとときになるでしょう。

ハロウィンパーティーの計画方法

ハロウィンパーティーを笑顔溢れるイベントにするためには、スケジュールをしっかり立てることが重要です。ここでは、初心者でもスムーズに準備できるよう、時期ごとのポイントを詳しく紹介します。

2カ月前〜当日までのスケジュール例

2カ月前】目的の決定と基本設計

ハロウィンは人気イベントのため、会場や装飾グッズ、衣装の手配が遅れると希望通りにならないこともあります。2カ月前から計画をスタートさせましょう。

  • 開催の目的を明確にする

家族での団らん、会社の交流イベント、友達同士で盛り上がる会など、パーティーの目的によって必要な準備や演出も大きく変わります。目的が決まると、会場選びや企画内容もスムーズに決められます。

  • 会場の検討・仮予約

自宅やレンタルスペース、イベントホールなど、目的や人数に応じて会場を選びましょう。実際に見学して装飾のしやすさや動線、安全性もチェックすると安心です。住宅街などでは、音量や話し声が大きすぎて近隣に迷惑にならないかも、チェックが必要です。

  • 日時の設定と参加者の把握

日程を早めに調整し、参加者の年齢層や人数を把握しましょう。テーマや演出の方向性を決めやすくなります。仮の出欠確認をしておくのもおすすめです。

1カ月前】テーマと演出の企画

ハロウィンパーティーを盛り上げるのに欠かせないのが「雰囲気作り」です。1カ月前にはコンセプトを固め、世界観を作り込む工程に入りましょう。

  • テーマやコンセプトの決定

魔法学校風やホラーナイト、パンプキン尽くしなど、明確なテーマを決めると、装飾や仮装、メニューに統一感が生まれ、参加者のワクワク感もアップします。

  • 仮装や装飾の方向性を決定

テーマに合わせて衣装のスタイルやカラーリング、照明の色味、飾り付けの方向性をそろえましょう。手作りの装飾や衣装を取り入れると個性が出ます。

  • 料理や演出、BGMなどのアイデアを出す

ミイラ風ウィンナーやベリーソースで血を模したスイーツ、魔女のカクテルなど、テーマに合わせたメニューは写真映えも抜群です。BGMにはホラー映画のサウンドトラックやハロウィン向けのプレイリストを用意すると雰囲気が出ます。

  • 役割分担の決定

司会進行や買い出し、音響操作、受付係など、当日スムーズに動けるよう役割分担をしておきましょう。

  • 招待状の作成・配布や告知

LINEやSNS、メール、招待状などで案内を送りましょう。ドレスコードや持ち物、開始時間に加えて、アレルギーの有無や注意事項も記載すると親切です。

3週間前】グッズの準備を本格的にスタート

具体的な準備を形にしていく時期です。買い出しやオンライン注文はこの時期がベストタイミングです。

  • 必要なグッズのリストアップと買い出し

装飾グッズや照明器具、仮装小物、テーブルウェアなど、テーマに合ったものをそろえます。紙皿、カップ、ゴミ袋などの細かい備品も忘れないようにしましょう。

通販を利用する場合は、売り切れや配達遅延のリスクがあるため、早めに手配すると安心です。

  • タイムテーブルの作成

開始から終了までのおおまかな流れを決め、ゲームや食事、写真撮影などの順番を仮決定して、流れを把握しましょう。

2週間前~前日】最終仕上げとチェック

準備も大詰めです。丁寧に確認作業を行いましょう。

  • 準備物の最終チェック

チェックリストを活用し、忘れ物や不足品がないか確認します。電池や延長コード、ガムテープなど、細かいグッズは忘れがちなので、注意しましょう。

  • 会場の仮レイアウトの確認

飾りの配置や照明の調整、BGM再生の確認など、実際の空間でシミュレーションしておくと安心です。

  • 最終打ち合わせ

当日の進行に関わるメンバーとミーティングを行い、役割やスケジュール、トラブル時の対応などを再確認しましょう。

【当日】楽しみながらも冷静に対応を

準備を済ませたら当日は思いっきり楽しみましょう。楽しみながらも全体を見守るのが主催者の大切な役割です。

  • 早めの集合・会場設営

想定より会場設営に時間がかかることもあるため、スタッフは余裕を持って集合しましょう。

  • 進行役や誘導などの最終確認

受付や司会、誘導係など役割を再度確認し、直前にも声を掛け合って連携を図りましょう。

  • 最後まで楽しい雰囲気を作る

集合写真を撮ったり感謝の言葉を伝えたりして、次回も楽しみにしてもらえるような印象作りを意識しましょう。

必要なグッズ一覧

 

ハロウィンパーティーを成功させるには、装飾や演出、安全対策まで、トータルでの準備が大切です。ここではカテゴリ別に役立つグッズとその使い方を紹介します。

装飾系グッズ

会場をハロウィンムードに演出する装飾グッズは、パーティーの第一印象を決める大切な要素です。チェックリストを作成しておくと、買い忘れ防止にも役立ちます。

  • ガーランド:天井や壁に吊るすだけで華やかな印象に。オレンジや黒、紫といったハロウィンカラーを選ぶと統一感が出ます。
  • 風船:大きさや色をミックスし、入口やフォトブースに配置すると目を引きます。
  • LEDライト:点滅や色変化があるものを選ぶと、夜の演出にもぴったりです。
  • フォトスポット用背景布SNS映えを狙うなら必須です。ホラー系からかわいい系までテイストに合わせて選びましょう。
  • カボチャグッズ:ジャック・オー・ランタンのオブジェやステッカーで季節感を演出しましょう。
  • テーブルクロス:柄やカラーで一気にハロウィン感が出せます。使い捨てタイプなら片付けも簡単です。

 演出系グッズ

音響や照明を工夫するだけで、会場全体の雰囲気がぐっと引き立ちます。

  • Bluetoothスピーカー:ハロウィンの定番音楽を流して盛り上げましょう。事前にプレイリストを用意すると安心です。
  • プロジェクター:壁やスクリーンに映像を投影すれば、映画上映や演出が可能になります。アニメやホラーなど、参加者層に合わせた作品を選びましょう。
  • スポットライト:フォトスポットやステージなど特定の場所を照らすだけで、イベント感が増します。

飲食系グッズ

料理やドリンクの見た目にもこだわることで、パーティーの満足度が格段に上がります。

  • 紙皿やカトラリー:色味やデザインにこだわると、料理の見栄えもアップします。
  • ケータリングBOX:事前に詰めておけば、配膳がスムーズになります。個包装タイプなら衛生面でも安心です。

安全・衛生系グッズ

参加者が安心して楽しめるよう、安全や衛生面の備えも欠かせません。

  • アルコール消毒液:入口や飲食スペースに設置しましょう。子どもにも優しい成分のものを選ぶと安心です。
  • 子ども用名札:迷子対策に名前だけでなく、保護者名や緊急連絡先も記載しておきましょう。
  • 火を使わない装飾LEDキャンドルなど電池式ライトで安全に雰囲気を演出できます。
  • 誘導灯や足元ライト:暗い会場や仮装による視界不良への対策になります。
  • 救急セット:万一のケガに備え、消毒液や絆創膏などを常備しておくと安心です。
  • アレルギー表記:料理に「ナッツ不使用」などの表示があると、参加者への配慮が伝わります。

 その他便利グッズ

会場運営や案内のしやすさを高めるグッズも要チェックです。

  • 案内用POP:受付やトイレ、フォトスポットなどの案内表示をしておくと、参加者が迷わず動けます。
  • タイムテーブル:パーティーの進行状況が一目で分かるよう、タイムテーブルを掲示しましょう。
  • スタッフ用のリストバンドや名札:関係者の識別を明確にしておくことで、運営がスムーズに進みます。

ハロウィンパーティーを盛り上げるポイント

せっかく開催するなら、とことん楽しめるイベントにしたいものです。ここでは、パーティーの雰囲気を盛り上げる演出テクニックを紹介します。

コスチューム・仮装

仮装はハロウィンパーティーの醍醐味であり、参加者に一体感と非日常の楽しさをもたらすものです。初心者にはレンタル衣装サービスの紹介や、100円ショップでそろう簡単なDIYコスチュームのアイデアを事前に共有しておくと親切です。ドレスコードを設けると、統一感も出て写真映えもアップします。

装飾

装飾はパーティーの雰囲気を大きく左右する大切な要素です。壁や天井、テーブル、入口まで空間全体を立体的に飾ると、よりリアルで没入感のある空間に仕上がります。

ガーランドやバルーンに加え、LEDライトやプロジェクションマッピングを取り入れると幻想的な演出も可能です。テーマ―カラーを決めて、統一感を出すのも効果的です。

フード&ドリンク

フードにもハロウィンらしさを散りばめましょう。「おばけピザ」や「ミイラ風ウィンナー」など、見た目でも楽しめるメニューをそろえましょう。

子ども向けにはかわいらしいスイーツを、大人や企業イベントにはフィンガーフードやノンアルコールカクテルもおすすめです。アレルギー対応メニューやベジタリアンメニューを用意しておくと、幅広い層への配慮が行き届いた印象になります。

音楽

音楽は会場の雰囲気作りに欠かせない要素です。オープニングやイベント中、締めなど、場面ごとに曲を変えるとメリハリが生まれます。

子ども中心のパーティーではアニメソングやポップな曲、大人や企業イベントではジャズやクラシックアレンジなどがおすすめです。Bluetoothスピーカーやサウンドバーなどを使って、会場全体に音が響き渡るように工夫しましょう。

写真映えスポット

フォトスポットはパーティーの定番です。背景布やフォトプロップス、小道具などを使って本格的なフォトブースを用意すれば、盛り上がること間違いなしです。SNS投稿を促すハッシュタグ付きのキャンペーンを企画すると、話題性も抜群です。

照明やライトアップにもこだわり、映える写真が撮れる環境を整えましょう。

MC(進行役)の配置

進行役を配置することで、パーティー全体がスムーズに進み、締まりのあるイベントになります。自己紹介やゲームの進行、時間管理を任せる人がいるだけでメリハリが生まれ、主催者も安心して楽しめるでしょう。

理想は明るく盛り上げ上手な人ですが、進行用の台本を用意すれば誰でも対応できます。参加者の層や会場の規模に応じて取り入れてみましょう。

【ターゲット別】ハロウィンパーティーにおすすめの企画12

ハロウィンパーティーの楽しみ方は、参加者の年齢層や目的によって大きく変わります。ここでは、家族・子ども向け、大人向け、社内向け、商業施設・地域イベント向けの4タイプに分けて、それぞれのおすすめ企画を紹介します。

【家族・子ども向け】ハロウィンパーティーの企画3

家族だけで過ごすハロウィンも、ちょっとした工夫で特別な思い出になります。親子で楽しめる企画を3つ紹介します。

ハロウィン宝探しゲーム

家の中に「魔法のかけら」や「おばけコイン」などのグッズを隠し、子どもたちが探すゲームです。家族でチームを分けて対決しても盛り上がるでしょう。

ハロウィンクッキング&映画ナイト

親子でクッキーやカボチャプリンを手作りし、そのあとでハロウィンにちなんだ映画を一緒に鑑賞します。食と団らんを両立できる企画です。

ハロウィンビンゴ

仮装やキャラクター、おばけに関するイラストや単語でビンゴを作りましょう。景品を用意すると、子どもたちのやる気もアップします。

【大人向け】ハロウィンパーティー3

仮装やお酒、スリルを楽しめる大人にぴったりなハロウィンパーティーの企画を3つ紹介します。

持ち寄り仮装パーティー

それぞれが軽食やドリンクを持参し、仮装姿で集まって語らうカジュアルなスタイルの企画です。交流と非日常感を同時に楽しめます。

推理ゲーム付きハロウィンナイト(マーダーミステリー)

参加者全員にキャラ設定を与え、ストーリーのなかで犯人を探すゲームです。仮装や演技を通じて一体感が高まります。

キャンドル&ホラー映画鑑賞会

照明を落とし、キャンドルの明かりだけで演出された空間でホラー映画を鑑賞します。スリルと非日常観を楽しめる企画です。

【社内向け】ハロウィンパーティーの企画3

交流やチームワークを深めるきっかけにもなる企画を3つ紹介します。

部署対抗仮装コンテスト

チームごとにテーマを決めて仮装し、投票で順位を競いましょう。上司も巻き込めば、普段と違う一面が見られ、会話のきっかけになるでしょう。

ハロウィン仕様のおやつやランチBOXの配布

会社負担で「おばけ弁当」や「カボチャスイーツ」を用意し、配布するだけでも社内が華やかな雰囲気に包まれます。

チーム対抗ハロウィンクイズ&ゲーム大会

ハロウィンにちなんだ〇×クイズやチーム戦のゲームをすれば、部署を越えたコミュニケーションのきっかけになります。

【商業施設・地域イベント向け】ハロウィンパーティーの企画3

誰でも気軽に参加できる地域イベントは、ハロウィンのワクワク感を広げる絶好の機会です。最新技術や参加型企画で、多世代が一緒に楽しめる企画を3つ紹介します。

ARを使った体験型イベント

スマホを使って施設内に現れる「ARおばけ」を集めるスタンプラリー風の企画です。デジタルとリアルが融合した新感覚の楽しみ方ができます。

オンラインと連動するハイブリッド型パーティー

現地でのステージイベントに加え、遠隔地の参加者は仮装でオンライン参加するなどの工夫をすれば、距離に関係なくさまざまな人が一緒に楽しめます。

地域の子どもたちによる仮装パレード

安全なエリアで、地域の子どもたちが仮装してパレードをする企画です。観客の投票による順位決定を行い、表彰式を設ければさらに盛り上がるでしょう。

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ハロウィンイベントを盛り上げるなら、IKUSA ARENAがおすすめです。広々とした屋内スペースは大人数でもゆったりと過ごせる設計で、仮装パレードやレクリエーションにもぴったりです。

音響や照明、プロジェクターといった演出設備も整っており、自由な装飾やステージ演出でハロウィンの世界観を存分に表現できます。さらに、駅からアクセスしやすい立地にあり、貸切利用も可能です。

イベント運営のサポート体制も万全なので、準備から当日まで安心して進行できます。大人も子どもも楽しめる、特別なハロウィンを実現できる会場です。

 

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まとめ

最近のハロウィンパーティーでは、ただ見るだけ、飾るだけのイベントではなく、参加者が主役になれる体験型の企画が求められています。ハロウィンパーティーを成功させるには、計画的な準備に加え、参加者とテーマに合った企画、演出、そして会場の選び方が重要です。

本記事を参考に、ターゲットに合った準備を行い、思い出に残るハロウィンパーティーを実現してみてください。

 

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この記事を書いた人

IKUSA ARENA編集部
IKUSA ARENAは、池袋から25分、新宿から35分の都内イベント施設です。700名以上収容可能な本施設は、音響設備やスクリーンを完備しており、運動会や懇親会、音楽イベントなど、さまざまな用途でご利用いただけます。