運動会の企画・運営のポイントを解説!メリットやプログラム例も紹介

2025.8.4
運動会

人間関係の希薄化や、社員の帰属意識やエンゲージメントの低下など、コミュニケーションに関する課題を持つ会社が増えています。運動会は大人数での実施が可能で、全体としての交流促進につながります。また、運動習慣を身につけるきっかけづくりにもつながります。

本記事では、運動会が注目されている背景、実施するメリット・効果、企画・運営の流れ・注意点、おすすめの運動会プログラム、東京にある運動会向け屋内会場を紹介します

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運動会が注目されている背景

ここからは、運動会を実施することが注目されている理由・背景を紹介します。

人間関係の希薄化

さまざまなハラスメントやコンプライアンスへの対策や、テレワークなどによるコミュニケーション機会の減少などにより、社員の人間関係が希薄化していることに対して課題感を持っている会社は少なくありません。運動会は大人数での実施が可能なため、部署や支社などの垣根を越えて、全体としての交流を促すことができます。

希薄化している人間関係を改善させるには、楽しいと感じられる体験を通じて、コミュニケーションを取ることが効果的です。楽しい体験を通じて前向きな気持ちでコミュニケーションを取ることができるため、相互理解が深まったり、関係性の構築につながったりします。運動会を実施することで、希薄化した人間関係の改善につながると期待できます。

社員の帰属意識やエンゲージメントの低下

関係性の希薄化は、会社と社員にも影響を与えかねません。社員が会社に定着しにくく、早期離職や前触れのない退職が増えている場合には、社員の帰属意識やエンゲージメントが低い状態になっている可能性があります。

社員が転職や退職を考える理由はさまざまですが、会社に対する想いが強ければ、それを踏みとどまることが期待できます。そのため、会社の離職率を低下させるための取り組みとして、社員の帰属意識やエンゲージメントを向上させることが注目されています。運動会では全社的な関係性の構築につながり、関係強化につながるため、帰属意識やエンゲージメントの向上が期待できます。

健康経営に関する取り組みの一環

健康経営については、経済産業省を中心として、国が推進しています。健康経営優良法人は、2016年度から2024年度にかけて、大規模法人は235社から3,400社に、中小規模法人は318社から19,796社に大きく増加しています。

参考:これからの健康経営について|経済産業省(PDF)

健康経営に取り組む会社が増えているなかで、社員の運動に関する取り組みに力を入れる会社も増えてきています。体を動かして取り組める社内レクリエーションの1種である運動会は、健康経営に関する取り組みの一環として注目されています。

運動会を実施するメリット・効果

以下では、運動会を実施することで得られるメリットを紹介します。

社内の交流促進

運動会は全社的な社内イベントとしても実施可能で、普段は関わりのない社員同士の接点が生まれ、自然と社員の交流が促進されます。社内の交流促進を目的として運動会を実施する場合は、競技性の高さよりも、社員同士が楽しくコミュニケーションを取れる種目を多く取り入れるのがおすすめです。

社内レクリエーションの充実化

運動会はレクリエーションの1種です。レクリエーションとは、リラックスや気分転換などにつながる取り組み全般を指します。会社におけるレクリエーションとしては、運動会、社員旅行、忘年会・懇親会などが挙げられます。運動会を会社の年間行事に組み込むことで、社内レクリエーションの充実化につながります。

費用対効果が高い

運動会は、社員旅行などのレクリエーションと比べて、業者に外注する場合でも費用を抑えることができます。たとえば社員旅行の一般的な費用は社員1人あたり30,00035,000円程度とされていますが、運動会であれば業者にもよりますが10,000円程度となります。運動会は1日型での実施も可能で長時間に渡って社員同士がコミュニケーションを取ることができ、チームビルディング効果が高いことから、費用対効果が高いといえます。

運動会を企画・運営する際の流れ・ポイント

ここからは、運動会を企画・運営に関する流れやポイントについて紹介します。

運動会の運営チームや担当者を決める

運動会を実施する際には、会場や運動会用具・備品、司会者などの手配や、準備などの進捗管理などをおこなう担当者が必要になります。また、運動会の当日にも多くの人員が必要です。まずは運動会の運営チームを発足させ、担当者を決めましょう。

【運動会を実施する際に必要な担当者の例】

  • 運動会運営の責任者(12名)
  • 社員への案内や参加者の管理をする担当者(23名)
  • 会場・人員・食事などの手配をおこなう担当者(23名)
  • 社長挨拶や役員挨拶の依頼を進める担当者(12名)
  • 運動会のしおり作成をおこなう担当者(12名)
  • 当日の準備をおこなう担当者(1015名)
  • 司会・実況をおこなう担当者(12名)

運動会のコンセプト・目的を決める

運動会を企画する際には、コンセプト・目的を明確にすることが必要です。コンセプト・目的が明確になっていないと、種目の選定や会場選びなどの一貫性を保つことができず、運動会を実施することで得られる効果が低下する可能性があります。運動会の企画を立てる際は、まずコンセプト・目的を定めることが重要です。

運動会におけるコンセプト・目的の例】
  • 運動会を年間行事に組み込むことで定期的に社員の交流を促す
  • 健康経営の一環として社員の運動に対する意識向上を図る
  • 普段は交流のない社員同士が関係性を構築する機会を提供することで社内の透明性を高めたい
  • 新入社員のオンボーディングにつなげて早期離職を防ぎたい

運動会の詳細な企画を立てる

運動会を実施する際には、日時、会場、タイムスケジュール・種目などを決めていく必要があります。企画を立てる際に決める必要がある項目を網羅的に挙げることが重要です。また、進捗管理をするためのスプレッドシートなどを作成し、ヌケ・モレがないように準備を進められるようにすることも大切です。運動会の当日までのスケジュールを含め、適切に管理しましょう。

【運動会の企画を立てる際の項目例】

  • 日時
  • 参加人数
  • 会場
  • タイムスケジュール・種目
  • 用具・備品レンタル
  • 食事
  • 会場レイアウト

運動会の盛り上げる準備をする

運動会では全体的にコミュニケーションを取れる機会を提供できる一方で、普段は交流がないため遠慮がちになってしまう場合もあります。そのため、運動会を実施する際は、参加者全員が気兼ねなく楽しめるようにするために、盛り上げることが重要です。

運動会を盛り上げるには、「参加者が楽しめる種目を取り入れること」、「大きな声を出せる種目を含めること」、「司会者や実況者が盛り上げをおこなうこと」などがポイントとなります。内容や運営時の盛り上げ方などを検討し、運動会が盛り上がるように工夫をすることが大切です。

運動会をおこなう会場を押さえる

運動会を実施する際には、参加者数やおこなう種目などに応じて、会場を押さえることが必須となります。45月、911月などのハイシーズンは会場の予約が埋まりやすいため、34カ月前には予約を取るようにしましょう。

運動会を実施するために会場をレンタルする際は、屋内会場がおすすめです。体育館やイベントホールなど、運動会の実施が可能な会場をリサーチし、予約を取りましょう。持込可能な運動会用具・備品や設備などは会場ごとに異なるため、事前に確認する必要があります。

【屋内会場の例】

  • 体育館
  • イベントホール
  • 屋内運動場

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運営に携わる人員を確保する

運動会を実施する際には、運動会用具・備品の搬入、会場内の設置、種目間の準備などをおこなう人員が必要となります。協力者を募集し、運営に必要な人員を確保しましょう。

運動会の実施を外注する場合は、業者側で運営の大部分をおこなってもらえる場合があります。

運動会用具・備品の搬入可否や方法を確認する

運動会を実施する会場によっては、用具・備品の高さや重量に制限がある場合があります。また、運動会をおこなう場所まで運ぶことができない用具・備品がある可能性もあり、事前に会場の管理者とすり合わせておくことが重要です。

会場レイアウトを決める

運動会を実施する際は、運営者スペースや、運動会用具や備品の配置などのレイアウトを決めることが必須となります。また、種目の前後に運動会用具をどのように移動するかも決めておく必要があります。動線を確保したうえで、問題なく配置を変えられるように会場レイアウトを決めましょう。

加えて、運動会用具・備品にヌケ・モレがあると種目を実施できなくなる可能性があります。会場レイアウトを作成する際に、運動会用具・備品の手配が完了しているかを確認しておくのがおすすめです。

運動会の台本を作成する

運動会を円滑に、またタイムスケジュール通りに進行するには、台本を作成することが重要です。台本を作成することで当日の流れが明確になり、リハーサルを実施することもできるようになります。運動会の台本を作成する際は、実施項目を明確にし、司会者の発言を書き起こすことが重要です。社長挨拶など、何を話すかが定かではない項目については、「挨拶(2分)」のように時間を決めて事前に伝えておくとよいでしょう。

運動会の開始時刻までに準備を完了させる

運動会を実施する際に、会場レンタルをする場合は、設営から片づけまでを含めて時間内におこなう必要があります。そのため、運動会用具や備品を搬入したうえで、運動会の開始時刻までに準備を終えられるようにシミュレーションをおこなうことが大切です。どの作業を何時までに終える必要があるのか、そのために必要な人員は何人なのかなどを資料にまとめておきましょう。

運動会では必要になる用具や備品の数が多い場合があり、準備・設営に想定以上に時間がかかる場合もあります。そのため、運動会の実施については業者に依頼するのがおすすめです。IKUSAでは運動会を含む社内イベントを年間1000件以上実施しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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運動会におすすめのプログラム3

以下では、参加者が没入して楽しめる運動会プログラムを紹介します。

NEW運動会

NEW運動会」は、バブルサッカー、キンボールスポーツ、ドッジビーなどのニュースポーツを種目に取り入れた運動会プログラムです。また、IKUSAで提供するアクティビティの「チャンバラ合戦」や、謎解き脱出ゲームなどを運動会の種目として実施することも可能です。

ニュースポーツとは、20世紀後半以降に生まれたスポーツの総称とされており、競技性が低く、初心者でも楽しく取り組みやすいことが特徴です。楽しく取り組めるため、コミュニケーションが促進されやすく、社内交流が促進されることが期待できます。

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戦国運動会

「戦国運動会」は、大俵転がしや兵糧入れなどの戦国時代をモチーフとした種目を取り入れた運動会プログラムです。

会場デザインや、運営スタッフの衣装などを通じて戦国時代の世界観を表現することで、参加者が運動会に没入して取り組むことを促します。また、MCや運営スタッフが盛り上げをおこなうことで、運動会に取り組む参加者に一体感が醸成され、チームビルディング効果を高めることもできます。

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防災運動会

「防災運動会」は、防災に関する役立つ知識が得られる種目を取り入れた運動会プログラムです。

運動会を通じて楽しく防災体験ができるため、防災意識の向上につながります。また、子ども向けの種目を用意することも可能で、ファミリデーとして実施する運動会にも適しています。

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E-SPORTSレクリエーション

E-SPORTSレクリエーション」は、体験型ARスポーツである「HADO」や、テレビゲームなどのゲームを種目化した運動会プログラムです。

E-SPORTSレクリエーションではゲームの種目を体験できるため没入感が高まりやすく、ハイブリッドイベントとしての実施にも適しています。HADOはオフラインでの実施が前提となりますが、ARを活用した本格的なゲーム体験ができます。

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東京の屋内にある運動会会場なら「IKUSA ARENA

IKUSA ARENAは、最大700人規模の運動会を屋内で実施可能なイベントホールです。東京都練馬区(東武練馬駅から徒歩圏内)にあり、新宿や池袋などのターミナル駅から好アクセスとなります。

屋外で運動会を実施する場合には、雨天などにより中止になる可能性があります。45月や911月などのハイシーズンは特に延期が難しく、会場をレンタルして運動会を実施する場合は、屋内にある会場を利用するのがおすすめです。

また、IKUSA ARENAを運営する株式会社IKUSAは、年間1400件以上の社内イベントや地域イベントの企画・運営をおこなっており、運動会の実施に関してワンストップでお任せいただくことも可能です。IKUSA ARENAには音響・照明設備もあり、運動会の配信やハイブリッド形式での実施などもできます。

運動会の実施を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ

運動会を実施することで、交流促進や帰属意識の向上などにつながります。また、運動会は社員の家族を含めて大人数で実施することも可能で、社員と家族の関係が深まったり、家族間の関係性が生まれたりするきっかけづくりにもなります。

運動会を実施する際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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