カローリングとは?ルール・やり方・実施のポイントを紹介

2025.8.5

カローリングは、氷上で行われるカーリングに似たニュースポーツです。ニュースポーツとは20世紀の後半以降に作られた競技性が低く楽しむことが重視されたスポーツの総称で、レクリエーションに適しています。また、初心者でも楽しみやすいため、運動会の種目にもおすすめです。

本記事では、カローリングの概要、ルール、やり方、実施する際に押さえておきたいポイントを紹介します

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カローリングとは

カローリングは、カーリングのストーンに似たジェットローラーを滑らせるようにして投擲し、より高得点を獲得したチームの勝ちになるニュースポーツです。カローリングは1チームあたり3名で行われることが一般的で、1人あたり2つのジェットローラーを投擲します。2チームが交互に投擲し、計12個のジェットローラーを投擲し終えたら得点を計算します。それを6回繰り返し、最終的な得点が多いチームの勝利となります。

カローリングでは、カーリングのようにブラシを使ってスウィーピングをおこなうことはありません。真っすぐに押し出すようにして投擲することが重要ですが、やや回転をかけてカーブさせることも可能です。力の下限が難しく、慣れないうちは0点で終わることも少なくありませんが、チームで意見を出し合ってすり合わせていくことで、上達していくことが期待できます。

カローリングを実施するメリット・効果

ここからは、カローリングを実施することで期待できるメリットや効果について紹介します。

アイスブレイク

アイスブレイクとは、緊張や人見知りなどのコミュニケーションにおける障壁を取り除くためのゲームや運動の総称です。初対面の人や、普段は関わりの少ない人が多いと、コミュニケーションを取る際に緊張感が生じる場合があります。アイスブレイクを活用することで、コミュニケーションを促進させることできます。

カローリングは、初心者でも簡単にできるニュースポーツで、ジェットローラーの投擲に奥深さがあるため、楽しく取り組むことができます。「楽しさ」を感じると主体性が高まりやすくなり、コミュニケーションが促進されることが期待できます。

チームビルディング

チームビルディングとは、心理的安全性が高く、相互に理解し合って連携できるチーム作りに関する取り組みの総称です。心理的安全性は「躊躇わずに安心して発言できる状態」を指し、高めるには相互理解を深めることが必須となります。チームビルディングは離職防止や成果向上につながるため、人事担当者や経営者などに注目されています。

カローリングはチームスポーツであり、勝利するためにチーム内で意見を出し合ったり、励まし合ったりすることが必須となります。そのため、カローリングを通じて相互理解が深まり、心理的安全性が高まることで、チームビルディングにつながると期待できます。

カローリングのルール・やり方

ここからは、カローリングを実施する際の具体的なやり方について紹介します。

カローリングをおこなう際に用意する物

  • ジェットローラー
  • ポイントゾーン

カローリングをおこなう際には、ジェットローラーとポイントゾーンが必須となります。スポーツ用品メーカーが販売している物を購入することが可能です。

また、カローリングをおこなうには、水平で滑りの良い床も必要です。一般的な体育館などで実施することができます。

カローリングのルール

  • 各チームの3名が2投ずつ交互に投擲する
  • 投擲するジェットローラーの色は両チームで統一する(橙→青→緑→黄→黒→赤)
  • 1イニング計12投(6色×2個)として6イニングおこなう
  • 3名の投擲順は変更しない(1人目・副将・大将)
  • 得点は1イニングが終了するごとに計算する
  • 1イニングで得点が加算されるのは1チームのみ
  • 得点は赤3点・黄2点・青1点となる
  • 5イニング目はラッキーイニングとして赤6点・黄5点・青4点となる
  • 最終的により得点が高いチームの勝利となる

参考:日本カローリング協会

カローリングのルールはシンプルで、基本的なルールに沿って簡単に実施することができます。実施する際には、ルール説明をおこないましょう。

カローリングをおこなうコートの広さは、3m×12mとなります。投擲する位置(スローライン)からポイントゾーンの中心までは11m8mまではアウトゾーン(ジェットローラーが取り除かれるゾーン)となります。

カローリングを実施する際の流れ

  1. コートやポイントゾーンを設置する(テープなど)
  2. 両チームの大将がじゃんけんをして順番を決める(勝ったチームが選択)
  3. 1人目、副将、大将の順に2投ずつジェットローラーを投擲する
  4. 1イニングが終了した時点で点数計算をおこなう
  5. 346イニング続ける
  6. 最終的な得点を計算する

カローリングを実施する際のポイント・注意点

以下では、カローリングのポイントや注意点について紹介します。

練習時間を設ける

カローリング初心者が体験する場合は、力加減をはかったり、真っすぐに押し出す動作をおこなったりして練習をする時間を設けることが重要です。また、チームのメンバー同士で意見を出し合うことで、コミュニケーションを促進させる効果も得られます。

チーム内で改善していくように促す

競技中にもチーム内でコミュニケーションを取り、結果を振り返りながら改善することで、チームとしての成功体験を得られます。チームで話し合って改善していくプロセスはチームビルディングにもつながるため、ファシリテーターなどが声掛けをしてチーム内でのコミュニケーションを促しましょう。

床を傷つけないようにして実施する

ジェットローラーは約2kgの重量があり、床から離れる形で投擲してしまうと、床を傷つける可能性があります。また、投擲した際に人の足などにジェットローラーが当たると危険です。安全に実施するために、床を滑らせるフォームを練習してから実施するようにしましょう。

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まとめ

カローリングは、体育館やイベントホールなどのさまざまな場所で実施できるニュースポーツです。ルールがシンプルで、参加者が行うのはジェットローラーの投擲のみのため、初心者でも簡単に楽しむことができます。

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