面白い社内イベントの企画20選!盛り上げるポイントも紹介

目次
社内イベントは、社内コミュニケーションを活性化や、社員のモチベーション向上のためにも重要な取り組みです。しかし、「社内イベントがマンネリ化している」「参加率が上がらない」などとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、まず社内イベントのそもそもの目的を簡単に説明し、面白い社内イベントを企画するメリット、面白い社内イベントの企画20選、社内イベントを盛り上げるためのポイントを紹介します。
社内イベントの目的
社内イベントは、社内の課題を解決するための手段の1つです。面白ければ、盛り上がればよいというわけではありません。何のために社内イベントを実施するのかという目的をまずは明確にし、そのうえで企画を考えましょう。
社内イベントの目的は、大きく以下の3つに分けることができます。
- 社内交流の促進
- 社員のモチベーションアップ
- 企業理念の浸透
社内イベントの目的、開催に必要な準備は以下で詳しく解説していますので、参考にしてください。
社内イベントの目的や具体例、開催に必要な準備を解説
面白い社内イベントを企画するメリット
定番の社内イベントだけでなく、面白い・ユニークな社内イベントを実施することで、一緒に働く仲間の知らなかった一面が見えることがあります。たとえば、「いつも冷静な人が、ゲームを取り入れたイベントで誰よりも熱くなる」などです。
また、面白い社内イベントを企画するには多くのアイデアが必要になるため、企画段階から意見交換やコミュニケーションが活発になるでしょう。さらに、これまでに実施したことがない「新しいこと」を成功させるために、協力し合う雰囲気が生まれやすくなります。
これらの理由から、面白い・ユニークな社内イベントを実施することで、相互理解が深まる、職場の人間関係が良好になる、チームワークが向上するなどのメリットが期待できると考えられます。
面白い社内イベントの企画20選
ではここからは、面白い社内イベントの企画例を紹介していきます。
1.チャンバラ合戦
チャンバラ合戦は、その名の通りチャンバラ遊びをするというアクティビティです。スポンジ製の刀を使って戦い、相手の腕についたボール(命)を落とせば勝ちとなります。ルールが簡単なので、年齢や性別、国籍も問わず全員で楽しむことができます。
株式会社IKUSAが提供するチャンバラ合戦にはチームで戦うルールもあり、アクティビティを通じてチームビルディングができるというメリットもあります。また、戦いの合間に作戦タイム(軍議)を挟むので、ビジネスにおいて大切なPDCAサイクルを体験しながら学ぶこともできます。
2.運動会・スポーツ大会
社員だけでなく、家族や取引先を招いて、運動会やスポーツ大会を開催する会社もあります。社内交流の促進やチームビルディング、健康維持・推進やウェルビーイングなどが、開催の主な目的です。
玉入れや綱引き、リレー、サッカー、バレーボールなどの定番の競技やスポーツなどもちろんよいですが、イベント会社に依頼すれば、珍しいスポーツを取り入れることもできます。たとえば、前項で紹介したチャンバラ合戦や、バブルサッカー、キンボール、ドッヂビーなどが挙げられます。
3.サバイバルゲーム
サバイバルゲームとは、エアソフトガンなどを使って戦うゲームです。一般的には、専用のゲームフィールドで行います。これを、社内イベントとして実施したり、1つのプログラムとして研修に取り入れたりするケースもあります。
サバイバルゲームは、チーム戦で実施することが多いです。勝つためには、作戦や役割分担が重要になります。同じ目標に向かって協力して取り組むなかで、自然にチームビルディングができるでしょう。
4.謎解きゲーム
謎解きゲームとは、参加者が物語の主人公になって、与えられた謎を解いていくことでクリアを目指すゲームです。謎解きはクイズとは違い、知識よりもひらめきや論理的思考力が求められます。謎解きゲームには、これらの能力が鍛えられるというメリットもあります。
観光地などでは、複数の場所をめぐって謎を解いていく「周遊型」が多いですが、社内イベントで実施するなら、参加者を広い会場に集めて制限時間内にクリアを目指す「ホール型」になるでしょう。映像や演出などにもこだわり、没入感を高める工夫をすると、参加者により楽しんでもらうことができます。
5.脱出ゲーム
脱出ゲームとは、与えられた謎を解いたり、ヒントを参考にしたりしながら、制限時間内に会場内から脱出することを目指すゲームです。チームで取り組むゲームが多いので、自然にコミュニケーションが生まれるでしょう。また、同じ目標に向かって協力する必要があるので、チームビルディングにもつながります。
脱出ゲームには、実際の会場から脱出を目指すゲームもあれば、机上で行う脱出ゲーム(架空の空間からの脱出を目指す)もあります。社内イベントの1つのプログラムとして行うのであれば、机上で行う脱出ゲームが取り入れやすいのではないでしょうか。
6.ボードゲーム
ボードゲームとは、ボードの上でカードやサイコロ、コマなどのアナログなアイテムを使って遊ぶゲームのことです。そこまで場所を必要としないので、会社の会議室でも実施できるでしょう。
ボードゲームのなかには、駆け引きや交渉が必要なゲームもあるため、プレイヤー間で自然にコミュニケーションが生まれます。また、戦略性が高いボードゲームも多数あり、楽しみながらビジネススキルを鍛えたい場合にも有効です。
7.マラソン
社員の健康維持・増進のために、社内イベントとしてマラソンを実施するのもおすすめです。
たすきをつなぐ駅伝形式にしてもよいでしょう。部署対抗にすればチームビルディングに、部署・役職をミックスしたチーム対抗にすればコミュニケーション活性化の効果が狙えます。
楽しさをプラスするために、服装のテーマを決めるのも面白いでしょう。チームで服装をそろえれば、「仲間だ」という意識が強くなり、団結力アップにつながることも期待できます。
8.ヨガ
最近は、オフィスまでヨガ講師が来てくれて、ヨガレッスンをしてくれるサービスがあります。こうしたサービスを活用して、定期的に社内でヨガのイベントを開催するのもおすすめです。
社員の運動不足解消につながるだけでなく、メンタルヘルス向上や、肩こりや腰痛が改善されることによる生産性やモチベーション向上も期待できるでしょう。
オンラインで実施してくれるところもありますので、気になる方は探してみてはいかがでしょうか。
9.登山
社内イベントとして、部署やチーム単位で登山をするというイベントを実施する会社もあります。社員の運動不足解消や、自然に触れることでリフレッシュの効果が期待できます。
また、仲間一緒に「登った!」という達成感を味わうことができ、連帯感もアップする可能性があります。知頂上を目指して登る過程で、忍耐力も鍛えられるでしょう。
ただ、体力や運動の得意・不得意は人それぞれ違いますので、全員が無理なく登れる山を選ぶことが重要です。また、強制ではなく任意参加とすることをおすすめします。
10.アウトドア
社内イベントとして、バーベキューやキャンプなどのアウトドアイベントを実施する会社もあります。自然のなかでリラックスできますし、いつもと違う雰囲気のなかではカジュアルなコミュニケーションも生まれやすくなるでしょう。また、準備などを通して段取り力やチームワークが強化されるというメリットもあります。
「いきなりキャンプはハードルが高い」と感じるなら、手ぶらでキャンプ体験を楽しめるグランピングから始めてみてはいかがでしょうか。
11.スポーツ観戦
社員同士でスポーツ観戦に行くという社内イベントもおすすめです。一緒に応援することで、普段あまり話さない社員とも自然なコミュニケーションが生まれやすくなります。
現地で観戦する以外に、大きな会場を借りて、大きなスクリーンでオリンピックやワールドカップを見るイベントを企画しても面白いかもしれません。
12.料理パーティー
社内イベントとして、何か特定の料理をみんなで作り、それを味わいながら交流を深めるパーティーを開催するのはいかがでしょうか。または、宅配やケータリングを利用して、いつも仕事をしている職場で特別な料理を楽しむパーティーを開催するのもよいでしょう。
たとえば、たこ焼きパーティー、カレーパーティー、ピザパーティー、寿司パーティーなどが考えられます。
一緒においしい料理を楽しむことで、会話も弾みやすくなるでしょう。
13.オンラインのランチ会・飲み会
リモートワークの割合が多い会社なら、定期的にオンラインでランチ会や飲み会を開催してはいかがでしょうか。コミュニケーション不足や孤独感の解消、モチベーション向上などが期待できます。
食べ物・飲み物は各自で用意してもらっても構いませんが、宅配サービスを利用して社員の自宅に豪華な料理を届けるという方法もあります。社員に日ごろの感謝を伝えるために、会社側で用意することも検討してみてください。
14.他部署見学・交換
他の部署の仕事を見学する、または1日だけ部署を交換するという社内イベントを実施するというのも1つのアイデアです。規模の大きな会社は特に、他部署でどのような仕事をしているのか、どのような人がいるのかわからないというケースも少なくありません。このようなイベントがあれば、他部署への理解を深めることができます。
その結果として、一人ひとりが自分の部署だけでなく会社「全体」を意識して仕事に取り組めるようになる、部署間の連携がスムーズになるなどの効果が期待できるでしょう。
15.ファミリーデー
ファミリーデーとは、社員の家族を招待して実施する社内イベントのことです。普段の職場(オフィス、作業場、工場など)に家族を招待するケースが多いですが、大きな会場を借りて、家族の皆さんが楽しめるさまざまな企画を実施するケースもあります。
ファミリーデーは、社員と家族、社員同士が絆を深めるきっかけになります。また、会社が「社員の家族も大切に思っている」ことが伝われば、社員のエンゲージメントが高まる可能性もあるでしょう。
ファミリーデーは以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ファミリーデーとは?実施するメリットやポイントを紹介
16.お花見
春には、新入社員の歓迎会を兼ねてお花見を開催する会社もあります。きれいな桜の下で食事やお酒を楽しむことで、自然にカジュアルな交流が生まれるでしょう。
ただ、運営メンバーになると準備が結構大変です。まず桜の開花時期の予測が難しいですし、雨天時の対応も決めておかなければなりません。また、当日は場所取りや買い出しも行う必要があります。運営メンバーの負担になりすぎないように、会社側も配慮しなければなりません。
17.納涼祭
納涼祭とは、夏の暑さを避けて、「涼」を味わい楽しむためのお祭りです。ファミリーデーとして納涼祭を開催したり、CSRやSDGsの取り組みとして、地域と協力して納涼祭を実施したりする会社もあります。
内容はさまざまですが、たとえば皆で花火をする、屋台を出す、流しそうめんを楽しむなどはいかがでしょうか。納涼祭については以下でも解説していますので、参考にしてみてください。
18.ハロウィンパーティー
いつものオフィスを飾り付けて、ハロウィンパーティーを開く会社もあります。当日はスーツではなく仮装して仕事をする、皆でハロウィンにちなんだ料理やお菓子を食べる、ゲームをするなど、内容は会社によってさまざまです。
社員間のコミュニケーションが生まれやすくなるだけでなく、会社のPRにつながるというメリットもあります。
19.クリスマスパーティー
12月には、クリスマスパーティーを開催するのもおすすめです。皆でクリスマスらしい料理やケーキを食べる、プレゼントを交換する、ゲームをするなどの企画が考えられます。
12月に入ったら、オフィスにクリスマスツリーやリースを飾り付けておくのもおすすめです。クリスマスパーティーに向けて、気分も盛り上がるでしょう。
ただ、12月24日、25日はそれぞれが大切な人と過ごせるように、会社のクリスマスパーティーはこの日以外で行うようにしましょう。
20.初詣
お正月には、部署やチーム単位で初詣に行き、今後の発展を祈願する会社もあります。
大きな神社では、屋台が出ていることもあります。皆で一緒に屋台をめぐったり、おみくじを引いたりして盛り上がれるでしょう。初詣の流れで、新年会を開催するケースもあります。
社内イベントを盛り上げるためのポイント
最後に、社内イベントを盛り上げるための3つのポイントを紹介します。
1.社員のニーズに沿った社内イベントを企画する
どんなに「面白い」と思う企画を立てても、社員が「参加したい」と感じるものでなければ参加者は集まりません。社内イベントは、社員のニーズに沿ったものにすることが重要です。
ニーズを把握する方法としては、社員に直接聞く、アンケートをとる、過去に実施した社内イベントで満足度が高かったものの共通点を分析するなどがあります。
また、社内イベントの日程も大切です。これも、アンケート結果や過去のイベントを参考にするとよいでしょう。繁忙期や、他の社内イベントと重なる日を避けて、多くの社員が参加しやすい日に設定します。
2.複数回に分けて告知する
社内イベントの告知は、参加人数を確定させなければいけない日から逆算して、複数回に分けて行います。参加人数を確定させなければならない日とは、会場に最終人数を伝える期日や、景品や食べ物・ドリンクの発注の都合などから割り出します。
複数回に分けるべき理由は、一度きりの告知では社員が見落としてしまったり、「後で検討しよう」で忘れられてしまったりする可能性があるためです。複数回に分けて告知することで、多くの参加者を集めることができるでしょう。
3.会場にもこだわる
社内イベントを実施する際は、ぜひ会場にもこだわってみてください。
もちろん内容によっては社内で行うほうがよいケースもありますが、会場を社外にするだけで特別感を出すことができます。設備が整った会場を手配すれば、豪華な演出が可能になり、イベント全体を盛り上げることができるでしょう。
社内イベントなら「IKUSA ARENA」
「IKUSA ARENA」は、東京都練馬区にある、幅広い社内イベントに対応可能な大規模イベントスペースです。約700㎡の広々としたメインフロアの床には、特注のゴムマットを使用しており、転んでもケガをしにくくなっています。屋内の会場なので、社内運動会やスポーツ大会も天候にかかわらず実施していただけます。
飲食・アルコールもOK。ケータリングも幅広い価格帯のプランを用意しておりますので、パーティー形式のイベントにもおすすめです。
まとめ
面白い・ユニークな社内イベントを実施することで、社員の違った一面が見えることがあります。また、いつもと違う雰囲気のなかではカジュアルなコミュニケーションも生まれやすくなるでしょう。社内イベントを通じて、社内交流が促進される、人間関係が良好になる、チームワークが向上するなど、さまざまな効果が期待できると考えられます。本記事も参考に、面白い社内イベントを企画してみてください。