親子で体験できるワークショップの企画例20選

目次
企業や商業施設、自治体のイベントなどで、親子で体験できるワークショップが開催されることがあります。このようなワークショップは、一体どのような目的で開催されるのでしょうか。
本記事では、まず親子で体験できるワークショップとはどのようなものなのか、主な開催目的も含めて解説し、具体的な企画例20選を紹介します。さらに、親子で体験できるワークショップを実施するときのポイントと、おすすめの会場も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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親子で体験できるワークショップとはどのようなもの?
ワークショップとは、参加者が主体的に体験して学ぶ場を意味する言葉です。親子向けのワークショップは、親子で参加できる体験型の教室や講座などを指します。子どもの想像力や主体性を引き出すようなものや、親子のコミュニケーションを促進させるような仕掛けがあるものが多いです。
親子向けのワークショップを開催する目的はさまざまですが、たとえば商業施設の集客や、商品の販売促進、企業やブランドの認知度向上、文化芸術体験の促進などが挙げられます。親子向けのワークショップを企画する際は、まずは目的を明確にし、目的に合わせて内容を考えることが大切です。
親子で体験できるワークショップの企画例20選
では、親子向けワークショップにはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、企画例を20個紹介していきます。
1.ものづくり
何か自分だけのオリジナルグッズを作るワークショップは、子どもたちに大人気です。作ったグッズを持ち帰れる形にすれば、きっとよい記念になるでしょう。
キーホルダーやうちわ、万華鏡、キャンドル、エコバッグなど、さまざまなオリジナルグッズを簡単に作ることができるキットを販売している会社もありますので、探してみてはいかがでしょうか。また、季節に合わせたものづくりワークショップもおすすめです。たとえば、ハロウィンの時期にはかぼちゃのランタン、クリスマスの時期にはリースやミニクリスマスツリーなどが考えられます。
2.料理
親子で一緒に料理を作って食べるワークショップもあります。料理のワークショップを開催するなら、小さな子どもでも簡単に、楽しく作れるようなメニューがおすすめです。たとえば、サンドウィッチ、手巻き寿司、クッキーなどのお菓子や、地域の果物を使ったジュース、手作りの味噌というアイデアもあります。
ただ「楽しい」「おいしい」だけでなく、食育につながるような場にできるとよいでしょう。栄養や食の大切さを学べる内容を盛り込むことも検討してみてください。
3.英語・外国語
近年はグローバル化が進み、英語や外国語教育の重要性が高まっています。親子向けのワークショップを考えているなら、英語や外国語を学べるワークショップもおすすめです。
小さいうちから母国語以外を学べる機会を与えられると、学校で英語や外国語を学ぶようになってからも苦手意識を持ちにくくなるといわれています。また、異文化に対する理解も深まるでしょう。いろいろな国・地域出身の人と接することで、視野が広くなるというメリットもあります。
内容はさまざまですが、たとえば、親子で簡単な単語を学ぶ、英語・外国語で自己紹介をする、英語・外国語で大切な人にメッセージを書く、などが考えられます。
4.科学実験
クイズやユニークな実験などを通して、楽しく科学を学ぶワークショップも、子どもたちに大人気です。夏休みの自由研究にもなるため、夏には特にこのようなワークショップが多く開催されます。
内容はさまざまですが、たとえばシャボン玉を使った実験や、ミョウバンの結晶を作る実験、地層の観察などが挙げられます。スライム、粘土、冷却パックなどを使った実験を簡単に行える工作キットを販売している会社もありますので、それらを活用するのもよいでしょう。
ただ、実験には危険が伴います。安全に十分に配慮することはもちろん、子どもの年齢に合わせた企画を立てるようにしましょう。
5.プログラミング
デジタル化に伴って、プログラミングを学びたいというニーズも高まっており、親子向けのプログラミングワークショップも人気を集めています。
たとえば、プログラミングを使ってイラストを描くワークショップ、Webサイトやゲームを作るワークショップ、AIやノーコード開発の体験ができるワークショップなどがあります。参加者に楽しくプログラミングを学んでもらえるように、どのくらいの年齢の子どもを対象とするかを明確にし、難しすぎない内容にすることが大切です。
6.ロボット制作
動くロボットを制作するワークショップも、人気の親子向けワークショップの一つです。親子で一緒に一つのロボットを制作するワークショップもあれば、参加者何名かでチームを作り、チームで大型のロボットを制作するワークショップもあります。
小さいロボットなら持ち帰りOKにすると喜ばれるでしょう。また、大きなロボットを制作するなら、最後にロボットによるレースなどを行うと、より盛り上がります。
7.アート体験
さまざまなアート体験ができる親子向けのワークショップもあります。たとえば、砂絵や切り絵、マーブリング、染め体験、ガラス作品作りなどです。
小さいうちからいろいろなアート作品に触れたり、自分で作ってみたりすることで、子どもの感性が育まれます。また、集中力や想像力、表現力なども養われるでしょう。
8.書道
親子向けの書道のワークショップのなかには、スタンダードな書道だけでなく、己書や筆で絵を描くワークショップなどもあります。また、紙に文字を書くのではなく、うちわなどに書くのも面白いのではないでしょうか。作品を持ち帰れるようにすれば、家族にお土産として渡すこともできます。
書道のワークショップは、書道セットを持っていなくても参加できるように、筆や墨などは主催者側で用意しておくケースも多いです。
9.絵本作り
親子向けに、オリジナルの絵本を作るワークショップが開催されることもあります。まずストーリーを考え、絵を描いて色を塗り、最後に製本します。
ワークショップを通して、子どもならではのユニークな発想やストーリー展開に驚かされることもあるでしょう。また、子どもの表現力や読解力、文章力、コミュニケーション能力なども育まれます。そのため、学校の授業などで行われることもあるようです。
10.スポーツ
元気な子どもたちには、スポーツのワークショップも人気です。かけっこ、体操、サッカー、乗馬、ボクシング、卓球、ヨガなど、各地でさまざまなワークショップが開催されています。皆で一緒に楽しく運動をするものもあれば、レベルアップを目指して個別に、または少人数で指導を受けるものもあります。スペシャル講師としてプロのスポーツ選手に来てもらうと、親御さんにも喜ばれるでしょう。
この他に、スポーツ関連のワークショップとして、自分だけの野球のバッドやボール、グラブを作るというワークショップを開催するところもあります。
11.ダンス
親子で参加できるダンスのワークショップもあります。まず準備体操をして、講師の動きをマネして振りを覚え、最後に皆で一緒に踊るという流れが一般的です。小さい子どもを対象としたワークショップでは、音楽を使った簡単なゲームなどが取り入れられることもあります。
小さい子どもやダンス初心者を対象とするなら、うまく踊ることよりも、「音楽を聴いて体を動かすことが楽しい!」と思ってもらえるような内容にするとよいでしょう。また、ヒップホップ、タップダンスなどジャンルに特化したワークショップを開催する場合は、ダンス経験者の親子が一緒に参加できるように、対象年齢は広く設定することをおすすめします。
12.自然体験
親子で一緒に、自然のなかでさまざまな体験ができるワークショップも人気です。たとえば、以下のようなワークショップがあります。
- 野菜や果物を収穫し、収穫したものを使って何かを作って食べる。
- 米作り体験
- 野菜の種まき体験
- 昆虫の標本作り
- 火の起こし方を学ぶ(起こした火でマシュマロを焼いて食べる)
- 自社のキャンプアイテムをアピールするための体験ワークショップ など
普段はなかなかできないことを親子で体験することで、親子の絆も強くなるでしょう。
13.宝探し
宝探しとは、エリア内の複数のチェックポイントを回って、どこかに隠された宝を見つけるゲームです。「トレジャーハント」ともいわれます。これを、ワークショップとして開催するケースもあります。
宝探しを実施するなら、何かテーマを設けるか、ストーリー性のあるゲームにすると楽しさもアップします。ただ、親子向けのワークショップとして実施する場合は、ストーリーが複雑だと子どもが楽しめない可能性があります。親子で一緒に楽しめるように、難しくしすぎないように注意しましょう。
14.謎解き
謎解きゲームとは、参加者が物語の主人公になりきって、謎を解いていくことでクリアを目指すゲームです。これも、ワークショップとして開催されることがあります。
謎解きゲームは、複数のチェックポイントを回って謎を解いていく「周遊型」と、大きな会場に参加者を集めて行う「ホール型」の2種類に分けられます。親子向けのワークショップとして行うなら、小さな子どもでも楽しめるように、謎の難易度を調整しましょう。また、あまりに長いと子どもが飽きてしまう可能性があるので、謎の数や制限時間も工夫する必要があります。
15.チャンバラ合戦
チャンバラ合戦とは、スポンジ製の刀を使ってチャンバラ遊びをするというワークショップです。株式会社IKUSAが提供するチャンバラ合戦は、腕にボールを装着して実施します。このボールがその人の「命」になるので、相手のボールを落とせば勝ちです。
運動能力にかかわらず楽しめるアクティビティですので、子どもが親に勝つということも、もちろんあり得ます。年齢や性別、国籍も問わず楽しめるので、お祭りやイベントの一つの企画としてもおすすめです。
16.お仕事体験
世の中のお仕事を体験できるワークショップも人気です。電車の運転手やパイロット、お花屋さん、巫女さんなど、さまざまなワークショップが各地で開催されています。一つのお仕事や業界にフォーカスしたワークショップもあれば、複数のブースを設けて、いろいろなお仕事を体験できるイベントが開催されることもあります。
企業としては、未来の担い手となる子どもたちに向けて、業界の魅力を伝えることはとても重要です。ワークショップを通じて、子どもたちがその仕事に興味を持ってくれるかもしれません。
17.文化体験
親子で、古き良き日本の伝統文化を体験できるワークショップもあります。たとえば、凧や竹とんぼを作って遊ぶ、生け花体験、落語を聞く、大道芸を見るなどです。
文化体験をしながら、昔の日本の話や、お父さん・お母さんが子どものころの話を聞かせてあげるのもよいのではないでしょうか。
18.防災教室
防災意識を高める目的で、親子で一緒に防災について学べるワークショップも、各地で開催されています。たとえば、以下のようなワークショップがあります。
- やさしい防災講座
- 皆でハザードマップをチェックする
- 用意しておくべき防災グッズを実際に使ってみる
- 備蓄食を使った料理+試食体験 など
災害は、いつ・どこで発生するかわかりません。防災についての正しい知識を持ち、各家庭で備えておくことが大切です。
19.防犯・交通安全教室
不審な人から身を守る方法や、交通安全などを学べるワークショップも、各地で開催されています。たとえば、以下のようなワークショップがあります。
- 警察の方などを招いて、夏休みの過ごし方について講義してもらう
- クイズやゲームなどを通じて防犯対策や交通ルールを学ぶ
- 「あったらいいな」と思う道路標識を考えて描く
- 活用したい防犯サービス、グッズの紹介 など
このようなワークショップを開催することで、楽しく防犯や交通安全を学んでもらうことができます。
20.SDGsワークショップ
SDGs(持続可能な開発目標)に関する親子向けワークショップもあります。SDGsのどの目標・ターゲットにフォーカスするかで内容も変わりますが、特に多いのが「環境」関連のワークショップです。企画としては、環境にやさしい材料で何かを作る、ゲームを通してゴミの分別やリサイクルの仕組みを学ぶ、環境に関するクイズなどが考えられます。
対象とする子どもの年齢にもよりますが、小学校高学年くらいなら、環境のために自分にできることを考えてもらったり、企業の取り組み事例を紹介したりするのもよいでしょう。
親子で体験できるワークショップを実施する際のポイント
親子で体験できるワークショップを企画しているなら、以下のポイントを押さえておきましょう。
子どもが楽しめる内容にする
親子を対象とするワークショップは、主役は子どもであるものがほとんどなので、子どもが楽しめる内容にしましょう。そして一口に「子ども」といっても、未就学児と小学校高学年の子どもでは、「楽しい」と感じることも違います。性別によっても異なるでしょう。どのような「子ども」をターゲットにするのかを明確にしたうえで内容を考えることも重要です。
ただ、子どもをワークショップに連れていくのは親です。そのため、親が参加しやすい内容にすることもポイントです。具体的には、アクセスのよい会場を選ぶ、参加費は無理なく参加できる金額とする、休憩スペースを用意するなどの工夫が必要です。
十分な安全対策を講じる
思わぬ事故やケガにつながらないよう、十分な安全対策を講じることも重要です。ワークショップの内容によっても必要な対策は異なりますが、子どもの年齢にあった道具を使用する、見守りスタッフを配置する、暑さ・寒さ対策を行う、食品を扱う場合は食中毒対策を徹底するなどを意識しましょう。
実施後はアンケートをとる
ワークショップ実施後は参加者に対してアンケートをとり、集まった意見を次回のワークショップに活かしましょう。アンケートは、会場でアンケート用紙を配布する方法の他に、ORコードを配布してオンラインで回答してもらう方法もあります。回答してくれた人への特典を用意すると、回答率を高められるでしょう。
親子で体験できるワークショップを開催するなら「IKUSA ARENA」
親子向けワークショップを開催できるイベント会場を探しているなら、「IKUSA ARENA」もぜひ候補に入れてみてください。「IKUSA ARENA」は、東京都練馬区の、東武東上線「東武練馬駅」から徒歩10分の場所にあるイベントスペースです。新宿・池袋からもアクセスしやすい位置にあります。
メインフロアの広さは約700m2。専用のゴムマットを使用したやわらかい床になっているので、小さな子どもが走って転んでもケガをしにくくなっています。思いっきり体を動かすワークショップにもおすすめです。
まとめ
親子向けワークショップは、商業施設の集客、商品の販売促進、企業やブランドの認知度向上などさまざまな目的で開催されます。狙った効果を得るためには、ターゲットを明確にして、ターゲットの子どもが楽しめる内容にすることが大切です。企画に悩んでいるなら、本記事で紹介した企画例もぜひ参考にしてください。
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