面白い地域イベント20選!おすすめの会場も紹介

目次
街おこしや地域活性化、人々の交流促進などを目的に、各地でさまざまな地域イベントが開催されています。
本記事では、数多くの地域イベントの事例のなかから、面白いもの、その地域ならではのものをピックアップいたしました。また、最後には地域イベントにおすすめの会場も紹介しています。地域イベントを企画されているなら、ぜひ参考にしてください。
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面白い地域イベント20選!
では早速、面白い地域イベント、その地域ならではの魅力的なイベントの事例を、北の地域から順番に紹介していきます。
1.しもかわアイスキャンドルミュージアム(北海道上川郡下川町)
北海道の道北に位置する自然豊かな町、北海道上川郡下川町では、毎年2月に「しもかわアイスキャンドルミュージアム」というイベントが開催されます。
アイスキャンドルとは、氷で器を作って、その中にキャンドルを灯すものです。下川町は、日本におけるアイスキャンドル発祥の地であるといわれています。そのため下川町には、冬になるとアイスキャンドルを作って自宅やお店の前に置く文化があるのです。
第51回アイスキャンドルミュージアムは、2025年2月8日、9日の2日間にわたって開催され、飲食・物販ブースの出展、音楽イベント、フォトコンテストなどが行われました。
参考:しもかわ アイスキャンドル ミュージアム – しもかわ観光協会
2.外国青年による津軽弁大会(青森県北津軽郡鶴田町)
青森県北津軽郡鶴田町は、アメリカ合衆国フッドリバー市と姉妹都市盟約を締結しており、国際化を推進するためにさまざまな取り組みを実施しています。
「外国青年による津軽弁大会」は、青森県内在住の外国青年が、津軽地方の方言である「津軽弁」を披露するというイベントです。たとえば、これまでに体験したエピソードを津軽弁で話したり、津軽弁で劇や歌などを披露したりします。
これまでに何度も開催されてきたイベントですが、2016年の第20回大会以降は開催されていないようです。
参考:外国青年津軽弁大会外国人が話す津軽弁に拍手喝采 – メデタイ・ツルタ
3.ラプラスと伝説の秘宝 リアル宝探し(宮城県)
「ラプラスと伝説の秘宝 リアル宝探し」は、宮城県が人気のポケットモンスターのキャラクターである「ラプラス」とコラボレーションした謎解きイベントです。このイベントは、宮城県誕生150周年プロジェクトとして、2022年12月~2023年2月まで実施されていました。
参加者は、マップを見ながら宮城県内の観光地を巡り、手掛かりを見つけて謎を解き、隠された秘宝を探します。集めた秘宝に応じて、「ラプラス」のグッズや、宮城県の市町村がおすすめする特産品など、豪華賞品が150名にプレゼントされました。
参考:ラプラスと伝説の宝石 | 宮城県誕生150周年プロジェクト
4.照姫まつり(東京都練馬区)
「照姫まつり」は、東京都練馬区で毎年春(4月または5月)に開催されるお祭りで、練馬区の2大祭りの一つとして知られています。石神井城の歴史に親しむこと、故郷の意識の高揚、地域活性化を目的に、昭和63年に始まりました。
このお祭りの見どころの一つが、「舞台演技 照姫伝説」。一般公募された総勢約100人が、豊島氏一族になりきって物語を演じるというものです。また、豪華な衣装を身にまとった参加者が街を練り歩く「照姫行列」も見逃せません。
第38回「照姫まつり」は2025年4月20に開催され、54,000人もの来場者でにぎわいました。
参考:照姫まつり
5.青梅宿アートフェスティバル(東京都青梅市)
東京都青梅市は、かつて「青梅宿」と呼ばれる宿場町でした。今でも160店以上の個人商店が軒を連ねており、昭和レトロな街並みが残っています。
そんな東京都青梅市で開催される「青梅宿アートフェスティバル」は、商店街が連合で主催するお祭りです。昭和レトロな展示、着物リメイクファッションショー、青梅がロケ地となった映画の上映、音楽ステージなど、毎年さまざまな企画が実施されます。着物またはレトロ服で来場された方には、うれしい特典も用意されています。
参考:第33回青梅宿アートフェスティバル2024 – OMEGOCOTI
6.Takasuna Greenery Coffee Festival(神奈川県茅ヶ崎市)
「Takasuna Greenery Coffee Festival」は、神奈川県茅ヶ崎市の緑豊かな自然のなかで、本とコーヒーを楽しみながら交流するイベントです。2022年に始まり、毎年5月4日に開催されています。
茅ヶ崎市茅ヶ崎市のホームページでは、“「非日常より日常」「消費より循環」「密集より分散」の価値観を表現するまち歩きコーヒーフェス”であると説明されています。
出典:Takasuna Greenery Coffee Festival – 茅ヶ崎市
2025年は、5月4日は“「本」とともに過ごす日”、5月5日は“「レコード」とともに過ごす日”として2日にわたって開催され、多くの人でにぎわいました。
7.湘南ひらつか囲碁まつり(神奈川県平塚市)
「湘南ひらつか囲碁まつり」は、神奈川県平塚市で開催される囲碁イベントです。平塚市には、過去には囲碁の名門道場がありました。そのため、囲碁がまちのシンボルになっているのです。
「湘南ひらつか囲碁まつり」では、囲碁のプロ棋士と対戦できる1000面打ち大会と合わせて、トッププロ棋士による囲碁教室、囲碁グッズ販売など、さまざまなイベントが実施されます。第27回大会は2024年10月13日に行われ、大会後にはプロ棋士とファンが交流できる懇親会も開催されました。
8.田んぼアート(埼玉県行田市)
田んぼアートとは、田んぼを大きなキャンバスにして、色の異なる稲を植えることで、巨大な絵や文字を作るというものです。日本でも田んぼアートが有名なスポットはいくつかありますが、その一つが埼玉県行田市です。「世界最大の田んぼアート」として、2015年にギネス世界記録に認定されています。
埼玉県行田市では、毎年異なるテーマで田んぼアート作品を制作しています。2025年は、大人気のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」とのコラボレーションが実現し、大きな話題となりました。
埼玉県行田市の田んぼアートは、古代蓮会館展望室(行田タワー)から見ることができます。見頃は、7月中旬から10月中旬までです。
参考:ギネス認定世界最大の世界最大の行田市「田んぼアート」 2025 | 埼玉県行田市観光ガイド – 行田市観光NAVI
9.大地の芸術祭(新潟県十日町市・津南町)
「大地の芸術祭」は、新潟県の越後妻地域(十日町市・津南町)で開催されている、世界最大級の国際芸術祭です。豊かな里山が残る自然のなかにさまざまな作品を展示しており、1年を通して楽しむことができます。
また、トリエンナーレは3年に一度の開催となっています。2018年に開催された際は、約54万人もの人が訪れるなど、地域活性化にもつながっています。
越後妻地域では、他にも美しい里山やアートを楽しめるイベント、ワークショップなどを多数実施しています。詳しくは、「大地の芸術祭」のホームページをご覧ください。
参考:大地の芸術祭
10.南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ(富山県南砺市井波町)
「いなみ国際木彫刻キャンプ」は、富山県南砺市井波町で4年に一度開催される国際交流イベントです。世界各国から彫刻家を招き、野外で原木から作品を公開制作してもらうというイベントになっています。
このイベントは、制作された作品を評価して順位をつけるというような、コンクール方式ではありません。あくまでも国際交流を目的としたもので、招待された彫刻家は、製作期間中はキャンプを通してお互いの文化や伝統にふれ合い、交流を深めます。
11.天空の楽園 日本一の星空ツアー(長野県阿智村)
長野県阿智村は、長野県の南端にある自然豊かな村です。日本一星空が綺麗な村として、環境省に認定されている村でもあります。「天空の楽園 日本一の星空ツアー」は、そんな自然豊かな長野県阿智村の星空を楽しむツアーで、通年開催されています。
2025年の8月には、このツアーのスペシャルイベントとして、「STARRY NIGHT FES 2025」が開催されました。美しい星空の下で、国内外のさまざまなアーティストやパフォーマーのステージを楽しめるイベントです。他にも、ツアーをより盛り上げるイベントが多数企画されています。詳しくは、「天空の楽園 日本一の星空ツアー」のホームページをご覧ください。
参考:天空の楽園 日本一の星空ツアー | スタービレッジ阿智
2.SATOYAMA RUN in飛騨高山(岐阜県高山市)
「SATOYAMA RUN in飛騨高山」は、岐阜県高山市で開催されたマラソン大会です。飛騨高山の美しい景色と人々のふれ合いを楽しみながらマラソンをしようというイベントで、前日にはランナー限定の前夜祭も開催し、地元の料理とお酒を味わいながら交流を楽しむ時間を設けています。
2020年に予定されていた第3回大会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために2年連続で延期となりました。海外からも参加者が集まるほどの人気のイベントでしたが、その後は開催されていないようです。
参考:SATOYAMA RUN in 飛騨高山|里山ランニングイベント
13.びわ湖開き(滋賀県大津市)
「びわ湖開き」は、琵琶湖の安全を祈願し、環境保全を呼びかけるイベントです。滋賀県大津市の大津港を中心に、毎年行われています。春の到来と湖上観光シーズンの幕開けを告げる風物詩となっています。
このイベントは、開会式から始まり、湖上パレードや大津市消防隊ミニコンサートなどが行われます。また、NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説に出演する俳優を招待し、一日船長を任命するのが恒例となっています。
参考:まちの出来事 令和7年3月8日(土曜)第70回びわ湖苛期 – 大津市
14.KARA-1グランプリ(京都府向日市)
京都府の向日市には、「京都向日市激辛商店街」と呼ばれるエリアがあります。「KARA-1グランプリ」は、辛くて旨い激辛メニューのナンバーワンを決めるイベントで、2012年に街おこし事業の一環として始まりました。向日市や京都府以外の店舗でもエントリーできます。
回を重ねるごとに来場者は増えており、2024年に開催された「KARA-1万博グランプリ」には1万人余りの人が訪れました。入選した5つの店舗は、大阪・関西万博会場の関西パビリオン多目的エリアで開催される「mini-KARA-1グランプリ」に出店することになっています。
15.伊丹まちなかバル(兵庫県伊丹市)
「伊丹まちなかバル」は、兵庫県伊丹市で開催される食べ歩き・飲み歩きのイベントです。2009年から毎年2回(春と秋)ずつ開催されています。
このイベントには、地域のカフェ、洋食、和食、バーなどさまざまなお店が参加します。一般の参加者は、事前にチケットを購入し、そのチケットと引き換えにドリンクとピンチョス(付け合わせ)を味わうというシステムです。
このイベントに合わせて、約40組のミュージシャンが参加店を演奏しながら渡り歩く「ふだん使いの音楽プロジェクト 伊丹オトラク」も開催されています。
参考:伊丹まちなかバル
16.夕焼けプラットホームコンサート(愛媛県伊予市双海町)
「夕焼けプラットホームコンサート」は、愛媛県伊予市双海町にあるJR下灘駅のプラットホームで行われるコンサートです。毎年9月の第一土曜日に開催されています。
JR下灘駅は、かつては日本一海に近い駅でした。人気の観光地であり、ドラマのロケ地やポスターにも何度も起用されています。「夕焼けプラットホームコンサート」は、そんなJR下灘駅の美しい景色のなかで、さまざまなアーティストのライブを楽しめるイベントです。イベント当日は、リアルタイムでインターネット配信も行われます。
参考:夕焼けプラットホームコンサート – 伊予市色々|愛媛県伊予市観光公式WEBサイト
17.仁淀川紙のこいのぼり(高知県吾川郡いの町)
「仁淀川紙のこいのぼり」は、高知県吾川郡いの町で毎年開催される、ゴールデンウィークの恒例イベントです。いの町特産の不織布で作られたこいのぼり約200匹が清流仁淀川を泳ぐ姿を楽しむことができます。
第29回となった2025年は、SUP(サップ)に乗って不織布のこいのぼりと一緒に泳げる企画も実施されました。その他、いの町のおいしいものやかわいい雑貨を集めた「仁淀川ふるさと市」、宝探しやあめご釣り大会も行われ、多くの人でにぎわいました。
参考:5/3(土・祝)~5/5(月・祝) 第29回仁淀川紙のこいのぼり | いの町観光ガイド – 水のまち、心地よいまち、高知県いの町
18.佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀県)
「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は、佐賀県佐賀市で毎年11月初旬頃に開催されている熱気球競技大会です。このイベントには、毎年世界中からパイロットが集まります。
2025年は、10月30日~11月3日に開催される予定です。子どもたちがバルーンを楽しく学べる「キッズデー」、バルーンをライトアップする「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」など、競技大会以外にもさまざまなイベントが予定されています。詳しくは、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」のホームページをご覧ください。
19.長崎ランタンフェスティバル(長崎県長崎市)
「長崎ランタンフェスティバル」は、長崎県長崎市で毎年旧正月(春節)の時期に開催されるイベントです。もともとは「春節祭」として行われていましたが、1994年から名称を変更し、規模も拡大しました。長崎の冬の一大風物詩となっています。
イベント期間中は、長崎新地中華街、浜町・観光通りアーケードなどに約15,000個ものランタンが飾られます。また、中国衣装を身にまとった人たちの豪華なパレードや、雨乞いの神事から始まったとされる龍踊りなども行われます。
参考:長崎ランタンフェスティバル – 長崎市観光サイト「travel nagasaki」
20.1万人のエイサー踊り隊(沖縄県那覇市)
「1万人のエイサー踊り隊」は、沖縄県那覇市の国際通りで毎年開催されている県内最大級のエイサー祭りです。毎年8月の第1日曜日に行われるのが恒例となっていますが、2024年は10月に開催されました。
国際通りは、もともとは地元の人が集まるところでしたが、時代とともに観光スポットへと変化してきました。「1万人のエイサー踊り隊」は、「もう一度地元の人が集まってにぎわう通りにしたい」と考える地元の若手経営者たちから生まれたイベントです。
参考:1万人のエイサー踊り隊 – kokusaidoori.jp
地域イベントにおすすめの会場「IKUSA ARENA」
地元の魅力をより多くの人に知ってもらうために、特定の地域にフォーカスしたイベントを東京で開催するケースもあります。たとえば、期間限定の「〇〇(地域の名称)展」や、ポップアップストアなどです。
このようなイベントの開催を考えているなら、会場は「IKUSA ARENA」がおすすめです。「IKUSA ARENA」は、最大700人まで収容可能な大規模イベントスペース。新宿・池袋からもアクセスしやすい、東武練馬駅から徒歩10分の位置にあります。
会場を運営する株式会社IKUSAは、イベントに企画や運営のサポートを幅広く行っています。レイアウトや演出などもお気軽にご相談ください。
まとめ

地域イベントの面白い事例、参考にしたい事例を紹介しました。来場者に楽しんでもらうには「面白い」イベントにすることはもちろん重要ですが、地域の魅力が伝わるイベントにすることが大切です。どのような地域にも、「その地域ならでは」の魅力があります。それをイベントで伝えられれば、地域の活性化や地域課題の解決につなげられる可能性もあるでしょう。
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