面白い・参考にしたいオンラインイベントの事例20選
目次
新型コロナウイルスが流行して以降、イベントのオンライン化が進みました。オンラインイベントはどこからでも参加できるため、主催者側としてはより多くの人に情報を届けられるというメリットがあります。また、オンラインイベントはリアルイベントほど大きな会場を手配する必要がなく、少ない人数で運営することが可能です。規模や内容にもよりますが、リアルイベントよりもコストを大幅に削減できる可能性もあります。
本記事では、オンラインイベントの開催を検討している方に向けて、面白い・参考にしたいオンラインイベントの事例20選を紹介します。
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一般の方を対象とした面白いオンラインイベントの事例13選

まずは、一般の方を対象としたオンラインイベントの事例を紹介します。
1.Aniplex Online Fest 2025
「Aniplex Online Fest 2025」は、多くの人気アニメを手掛ける株式会社アニプレックスが主催するイベントで、2025年9月13日に開催されました。アニメやエンタメニュースを発信するオンラインイベントです。
劇場公開作品情報やアニメ新作情報の発信、DJパフォーマンス、音楽ライブなどが行われ、アニプレックス公式YouTubeより、世界に配信されました(一部の国・地域を除く)。
参考:Aniplex Online Fest2025 – Brighten the World with Anime! アニメで世界を彩ろう –
2.稲妻オンラインフェスティバル2024
「稲妻オンラインフェスティバル2024」は、アメリカンカルチャー雑誌の「Lightning」を運営する株式会社ヘリテージが主催するオンラインイベントです。毎年開催されているイベントで、2024年は6月15日、16日の2日間にわたって開催されました。
アメカジを中心とするファッションアイテム、雑貨、古着の販売や、カーショーなどの体験コンテンツも用意され、大いに盛り上がりました。
参考:【6/15-16開催】オンラインで楽しむアメカジのショッピングイベント「稲妻オンラインフェスティバル2024」 | 株式会社ヘリテージのプレスリリース
3.VIRTUAL REMIX JAPAN™
「VIRTUAL REMIX JAPAN™」は、凸版印刷株式会社が2023年7月21日~9月18日まで開催していたメタバースイベントです。イギリス最大級の日本文化総合博覧会「HYPER JAPAN Festival 2023」と連携し、日本文化の魅力を発信しました。
お祭り気分を味わえる無料の「メイン城下町エリア」、音楽ライブを楽しめる有料の「LIVEエリア」など、多彩なコンテンツが用意され、参加者にも大好評のイベントとなりました。
参考:凸版印刷、メタバースイベント「VIRTUAL REMIX JAPAN™」を開催 | 凸版印刷
4.Decentraland Music Festival
「Decentraland Music Festival」は、メタバースプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」が主催するメタバース音楽フェスです。2023年11月6日~18日の3日間にわたって行われ、人気の次世代アーティストが多数出演しました。
メタバース上のステージデザインは、公式ステージパートナーであるMetaTokyo株式会社MISOSHITA氏が手掛けました。
5.オンライン工場見学ファンミーティング
ポッキーやプリッツなどのお菓子の製造・販売を行っている江崎グリコ株式会社は、2022年3月にオンラインのファンミーティングを開催しました。工場見学施設「グリコピア神戸」をオンラインで見学してもらうというものです。
イベントに参加したのは、当選した「with Glico」会員40人です。当日は、まず参加者に自己紹介をしてもらい、その後工場見学(動画でポッキーやプリッツを作る工程を紹介)、最後に参加者からの質問タイムという流れで進められました。
参考:ファンミーティング レポート オンライン工場見学ファンミーティング開催レポート
6.まるごといちにち こどもびじゅつかん!
「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」は、東京都港区にあるサントリー美術館が2014年から実施している、子どもたちのためのイベントです。2022年はハイブリッド形式で開催され、8月16日に行われたイベントの様子が、サントリー公式YouTubeでライブ配信されました。
ライブ配信されたのは、「旅する鑑賞会」という館内プログラムです。リアル参加は事前予約が必要ですが、ライブ配信は申込み不要で、誰でも視聴可能としました。また、8月1日~28日までは、期間限定で子ども向けの動画も配信されました。
参考:まるごといちにち こどもびじゅつかん! 2022 サントリー美術館
7.生!生!文藝春秋 100周年オンライン・フェス!
「生!生!文藝春秋 100周年オンライン・フェス!」は、出版社の株式会社文藝春秋が100周年を記念して実施したオンラインイベントです。2022年12月9日、10日の2日間にわたって開催されました。
このイベントは、文藝春秋各メディアのYouTubeチャンネルにて無料ライブ配信という形で実施されました。作家、ジャーナリスト、学者、漫画家、脚本家、アーティストなど多数の著名人が出演し、さまざまなテーマでトークセッションなどを行いました。
8.メルカリオンラインフェス
「メルカリオンラインフェス」は、フリマアプリ「メルカリ」を運営する株式会社メルカリが、2020年8月22日に初めて実施したオンラインイベントです。
参加は無料で、YouTubeとZoomの2つの会場が設けられました。メルカリの機能やサービスを開発した担当者からの裏話、ゲストのタレント・高橋愛さんへのインタビュー、親子でできるエクササイズなど、14のコンテンツが用意され、1,300人以上の参加者が集まりました。
参考:初のオンライン型お客さま向けイベント「 #メルカリオンラインフェス 」当日&舞台裏レポートを大公開! | mercan (メルカン)
9.オンラインやついフェス!
お笑いコンビ「エレキコミック」の やついいちろう氏 は、毎年「YATSUI FESTIVAL!」というフェスを開催しています。2022年は5月に開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、改めて6月20日、21日に「オンラインやついフェス」として開催されました。
2日間で250組以上のアーティストが参加し、イベントを盛り上げました。また、音楽ライブだけでなく、ライブハウスを巻き込んだ企画、飲食店などとのコラボ企画など、さまざまな企画も用意されました。
参考:【LINE LIVE】視聴無料「オンラインやついフェス!」の配信決定!盛り上がること間違いなしの「フェスTシャツ型アイテム」も登場! | LINE株式会社のプレスリリース
10.静岡移住×転職オンラインセミナー2025
「静岡移住×転職オンラインセミナー2025」は、2025年7月9日に静岡市が転職エージェントAchieve Careerと協力して開催した、静岡市へのUIJターンを支援するオンラインイベントです。働いている人が参加しやすいように、平日の夜(19:30~)に開催されました。
このイベントでは、静岡市の紹介や、転職エージェントによる講話、先輩移住者によるトークセッションなどが行われました。
参考:【7月9日(水)】夜間開催‼『静岡移住×転職オンラインセミナー2025』 | いいねぇ。静岡生活
11.北海道移住道場
「北海道移住道場」は、一般社団法人移住のススメの主催で2024年7月31日に開催された、オンラインの移住相談会です。
北海道への移住についてじっくり相談できるイベントで、2名の移住コーディネーターへ相談する時間が30分間と、自由参加で自治体別の相談時間も設けられました。午前の部・夜の部に分けて、それぞれ2ターンずつ人数限定で実施されました。
参考:オンラインイベント『北海道移住道場2024』 – 【公式】北海道移住のすゝめ
12.HELLO NEW LIFE
「HELLO NEW LIFE」は、九州・山口合同移住相談会実行委員会事務局の主催で、2021年2月27日に開催されたオンラインイベントです。移住を考えている、または興味がある人に、九州・沖縄・山口の魅力を伝えるイベントで、実際にこの地域に移住した先輩たちによるリレートークが行われました。
イベントの動画はアーカイブ配信されており、2025年9月現在も視聴可能となっています。よろしければ、以下のサイトからご覧ください。
参考:オンライン移住イベント「HELLO NEW LIFE ~こんにちは 新しい生活。9つの県を見 にいこう」
13.おうち防災運動会
こくみん共済 coop 徳島推進本部は、防災や減災を学べるオンラインイベントとして、2023年3月に「おうち防災運動会」を開催しました。「おうち防災運動会」とは、その名の通り家にいながら、オンラインで防災を体験して学べる運動会です。
【実施した競技の一例】
- おうち探検!非常食探索トライアル……家の中から、できるだけ賞味期限の長い非常食を探して持ってくる。
- 防災間違い探しオンライン……動画のなかから、防災上間違っているところを見つける。
実施後のアンケートでは8割以上の方が「また参加したい」と回答するなど、参加者の皆さんにも満足いただけたようです。
参考:こくみん共済 coop 徳島推進本部様主催の防災イベントで「おうち防災運動会」を実施しました!参加者・幹事様の評価をご紹介! | あそび防災プロジェクト
社員や職員向けの面白いオンラインイベントの事例8選

次に、社内イベントとしてのオンラインイベントの事例を紹介します。
14.リモ謎
石油製品の販売や自動車関連サービスの提供を行っている出光リテール販売株式会社は、チームビルディングイベントとして「リモ謎」を実施しました。「リモ謎」とは、オンラインでできる謎解き脱出ゲームです。チームで協力しながら、ストーリーに沿って謎を解きクリアを目指します。
なるべく多くの人が参加できるように、イベントは3日に分けて開催し、それぞれ異なるストーリーを採用しました。チームによって進め方はさまざまでしたが、皆さん楽しそうに・真剣に取り組む様子が見られました。
参考:出光リテール販売株式会社様の社内イベントで「リモ謎」を実施いただきました! | 謎解きコンシェルジュ
15.リモBako
医療用医薬品等の製造・販売を行っている住友ファーマ株式会社は、社内イベントのなかで「リモBako」を実施しました。「リモBako」とは、オンラインイベント開催プラットフォーム「reBako」と、前項で紹介した「リモ謎」がコラボレーションしたサービスです。
住友ファーマ株式会社は全国に拠点があるため、これまでにもオンラインイベントを実施してきましたが、全社規模のレクリエーションイベントはこれが初めてでした。イベントへの参加は応募制としましたが、内容が新鮮だったこともあってか、比較的早く定員が埋まってしまったそうです。「いつもと違うオンラインイベントを実施したい」という方にも、「リモBako」はおすすめです。
参考:探索型!?謎解きパーティーゲーム「リモBako」を住友ファーマ株式会社様に実施いただきました! | 謎解きコンシェルジュ
16.謎パ
株式会社LIXILの労働組合は、2023年6月にオンラインイベントとして「謎パ」を実施しました。「謎パ」とは、全員で協力してクリアを目指す、謎解きとパズルを組み合わせたゲームです。毎年恒例の行事がコロナ禍で実施できなくなり、その代わりのイベントとして、この「謎パ」を実施しました。
「謎パ」にはストーリーが用意されていますが、このイベントでは幹事の方が作ったオリジナルストーリーを採用しました。配役や台本、オープニングムービーなども幹事の方がすべて用意されたそうです。時間をかけて準備した甲斐もあり、イベントは大いに盛り上がりました。
参考:3年連続オンラインイベント開催! LIXIL労働組合様に「謎パ」を実施いただきました! | 謎解きコンシェルジュ
17.リモリンピック
2022年5月、某労働組合は、組合員の仲間意識情勢のために「リモリンピック」を開催しました。「リモリンピック」とは、オンラインで開催できる新しい形の運動会です。
【実施した競技の一例】
- ぐらぐらポージングバトル……カメラの前でピクトグラムと同じポーズをとり、30秒間キープする。
- ものしりとリレー……「もの」の名前でしりとりをする(家や会社の中から「もの」を探し、実際にカメラに映さなければならない)。
普段はあまり交流がない人とも、一緒になってイベントを楽しむことができました。
参考:某労働組合様で、オンライン運動会「リモリンピック」を開催しました!幹事様のアンケート結果をご紹介します! | 参加者全員が楽しめるチームビルディングがしたいなら社内運動会.com
18.オンライン総会&懇親会
医療情報のプラットフォームを提供するMRT株式会社は、毎年年末に総会を開催しています。2024年はリモートで、オンライン総会として開催しました。
まずは一年を振り返り、来年に向けた施策を発表した後で、その年に活躍したメンバーを表彰する「MRT AWARD」を実施しました。また、総会後は自由参加のオンライン懇親会も開催しました。懇親会では、チーム対抗のクイズ大会を実施し、大いに盛り上がりました。
参考:【レポート】2024年のオンライン総会&懇親会に密着! – MRT BLOG
19.しゃべくりfreee
バックオフィス業務を最適化するさまざまなサービスを提供するフリー株式会社は、2021年に社内交流イベント「しゃべくりfreee」を、オンラインで実施しました。
参加者には、2~3人のチームで申込みをしてもらいました。そして当日は3部制とし、自分のチーム以外の3チームの人たちと交流できるようにしました。1部の時間は30分です。事前に「どのようなメンバーと話してみたいか」も参加者にアンケートをとり、その結果をもとに組み合わせを決めました。
また、最後には豪華景品が当たる抽選会も実施し、最初から最後まで大盛り上がりのイベントとなりました。
参考:20新卒・瀬見井が仕掛けた社内交流イベント『しゃべくりfreee』 | freeeのカルチャー
20.オンラインランチ会
電子コミックサービス「LINEマンガ」や電子書籍販売サービスの「ebookjapan」などを運営するLINE Digital Frontier株式会社では、社内コミュニケーションのための費用を会社で負担しています。上限は、ランチが3,500円、ディナーが5,000円です。オンラインの食事会の場合は、Uber Eatsの支払いに使えるバウチャー(クーポン)が発行されます。
この制度を活用し、人材開発チームでは月に1度のペースでオンラインランチ会を開催しています。リモートワークですが、このランチ会によりメンバーの距離感も縮まっているそうです。それぞれが好きな食事を楽しみながら、いろいろな話に花を咲かせています。
参考:LDF社員のオンラインランチ会とは?Uber Eatsを活用したコミュケーション事例をご紹介!|LINE Digital Frontier株式会社
イベントをオンラインで配信するなら「IKUSA ARENA」

最近は、リアルの会場で開催しているイベントをライブ配信するケースも増えています。このような形式のイベントは、ハイブリッドイベントと呼ばれます。ハイブリッドイベントを開催するなら、会場は「IKUSA ARENA」がおすすめです。
「IKUSA ARENA」は、東京都練馬区にある、約700㎡のメインフロアを持つイベントスペースです。大型ステージとスクリーン、音響・照明設備も最新のものが備わっているため、さまざまな演出が可能です。また、イベントを配信するには多くの機材が必要になりますが、メインフロアの床には30か所以上コンセントが設置されているため、電源に困ることもありません。
ハイブリッドイベントではなくオンラインイベントを考えており、そこまで大きな会場を必要としないなら、小さい会議室もあります。こちらは、最大8名まで着席可能です。
まとめ

一般の人を対象としたもの、社員や職員を対象としたものなど、さまざまなオンラインイベントがあります。何を目的とするかによってターゲットや内容も変わってくるので、まずはイベントの目的を明確にすることが大切です。
また、コロナ禍以降はリアルイベントをオンラインでも配信するハイブリッド形式のイベントも増えています。ハイブリッドイベントの事例は以下で紹介していますので、こちらも参考にしてください。
面白いハイブリッドイベントの事例20選とおすすめの会場を紹介
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