面白いハイブリッドイベントの事例20選とおすすめの会場を紹介
目次
「ハイブリッド」とは、何かを組み合わせたり、かけ合わせたりすることで生み出されたものを意味する言葉です。「ハイブリッドイベント」とは、リアルイベントとオンラインイベントを組み合わせたイベントのことをいいます。コロナ禍以降、一つのイベントの形式として定着し、さまざまなイベントがハイブリッド形式で開催されるようになりました。
本記事では、面白い・参考にしたいハイブリッドイベントの事例20選と、ハイブリッドイベントにおすすめの会場を紹介します。
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一般の方を対象としたハイブリッドイベントの事例12選

まずは、一般の方を対象としたハイブリッドイベントの事例を紹介します。
1.“食”の勉強会(市民公開シンポジウム)
「“食”の勉強会(市民公開シンポジウム)」は、2025年8月26日に大阪府泉大津市で開催された、日本の“食と農”について考えるイベントです。ハイブリッド形式で開催され、リアルとオンライン合わせて約250名の参加者が集まりました。
泉大津市の南出賢一市長と有識者による講演会、パネルディスカッションが行われ、リアル会場に来場した方には、特典として金芽米の3合パックがプレゼントされました。
参考:食と農の未来を考える「“食”の勉強会(市民公開シンポジウム)」を開催します!/泉大津市
2.胸キュン!GOMI拾い
「胸キュン!GOMI拾い」は、NPO法人維新隊ユネスコクラブが主催する清掃イベントです。チームでごみを拾い、拾ったごみの量と思いやりや協力などの“胸キュン!”行動をポイント化し、競い合います。
2025年8月11日には『「胸キュン!GOMI拾い 2025」山の日スペシャル in 前橋+オンライン』が開催され、赤城山大沼湖畔・周辺遊歩道の清掃が行われました。このイベントでは、現地参加が難しい方はオンライン参加も可能としました。それぞれの地域で清掃活動に取り組む様子をSNSに投稿すると、リアルタイムでポイントが反映されるという仕組みです。
参考:8月11日(月・祝)「胸キュン!GOMI拾い 2025」山の日スペシャル in 前橋+オンライン | NPO法人維新隊ユネスコクラブのプレスリリース
3.Bring Back the Garage
「Bring Back the Garage」は、2025年6月27日に開催された、エンジニア・起業家の養成学校G’s(ジーズ)の開校10周年を記念したシンポジウムです。
ジーズ東京校を会場とし、数名の有識者をパネリストとして招待して、スタートアップのこれまでとこれからなどのテーマを設け、熱い議論を交わしました。また、リアル会場での議論の様子は、YouTubeでライブ配信も行われました。
参考:【開催レポート】ジーズ開校10周年記念シンポジウム「Bring Back the Garage」 | デジタルハリウッド株式会社のプレスリリース
4.LinkedIn Student Career Week
「LinkedIn Student Career Week」は、2025年4月14日~4月19日に開催された新卒キャリアイベントです。リンクトイン・ジャパン株式会社と株式会社ダイレクトソーシングの主催で行われました。
4月14日~18日に行われたショートセッションや座談会、企業との交流イベントは、オンライン参加も可能としました。また、イベント最終日はMicrosoft品川本社を全館貸切としてリアルイベントが開催され、個別で対話や相談、インターン応募などができる40社以上の企業ブースが設けられました。
参考:開幕!学生4,000名×企業40社が集結する日本最大級キャリアフェス | 株式会社ダイレクトソーシングのプレスリリース
5.資産運用フェス
「資産運用フェス」は、株式会社SBI証券が開催する夏恒例のイベントです。3回目となる2025年は、9月7日に東京国際フォーラムで、「資産運用フェス2025~NISAやるなら!SBI証券~」と題して開催されました。
元衆議院議員で実業家、投資家の杉村太蔵さんや、タレントの藤本美貴さんらによるトークセッションなどが行われた他、会場には投資を学べるブースも多数設けられました。また、当日来場が難しい方のために、セミナーはYouTubeでリアルタイム配信も行われました。アーカイブ配信も9月末に予定されています。
6.未来ワークふくしま移住セミナー
「未来ワークふくしま移住セミナー」は、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 ふくしま12市町村移住支援センターが主催するイベントです。
このイベントは、福島県の浜通り地域を中心とする12市町村への移住や転職などを検討している方を対象とするものです。実際に福島12市町村へ移住した方からの体験談、地域の魅力、移住支援制度などの情報を発信します。
2025年は東京・仙台・大阪で全5回開催が予定されています。ハイブリッド形式で開催されるため、オンラインからでも参加可能です。
参考:未来ワークふくしま移住セミナー2025 「その生き方で、この地域を照らす『福島12市町村を楽しむ人たち』」 | 未来ワークふくしま
7.WOOD&LIFE
「WOOD&LIFE」は、「林業」の業務内容について学んだり、生き方・暮らし方を考えたりするイベントです。TURNSと全国森林組合連合会の共催で、2025年1月17日に開催されました。
ハイブリッド形式で開催され、当日はゲストの自己紹介、トークセッション、今後の支援講習の紹介という流れで進められました。リアル・オンラインの両方から多くの質問が出て、熱いトークが繰り広げられました。また、リアル会場の参加者のみですが、最後には交流会も行われました。
参考:【2025年1/17(金)19:00-】「WOOD&LIFE」ハイブリッド型イベント~林業から生き方を考える~ | TURNS(ターンズ)|移住・地方創生・地域活性化
8.千葉商科大学のオープンキャンパス
千葉県市川市にある千葉商科大学は、オープンキャンパスをハイブリッドで開催しています。
プログラムは日程によって異なりますが、大学の概要についての説明、入試説明会、首都圏に進学するために知っておきたいことを学べる講座、相談コーナーなどを、オンラインで実施しています。
参考:オープンキャンパス2025 | CUC-NAVI │ 千葉商科大学
9.Japan Kids Fashion Week
「Japan Kids Fashion Week」は、キッズモデルのワールドカップとして2021年に始まった日本最大級のキッズファッションイベントです。4回目となる2024年は、8月10日、11日の2日間にわたって、愛知国際展示場で開催されました。
このイベントのスポンサーであるVma plus株式会社により、ファッションショーの様子はライブ配信も行われました。ライブ配信は、Vma plus株式会社のメタバースプラットフォーム「Vma plus Station」の特設会場で行われ、こちらの会場にも多くの人が集まりました。
参考:【開催報告】メタバースから世界の子ども達の夢を応援「Japan Kids Fashion Week 2024」盛況のうちに閉幕 | Vma plus株式会社のプレスリリース
10.自主企画の修学旅行
オンラインフリースクール「aini school」の小・中等部は、2024年、小中学生の児童生徒が自分たちで企画した修学旅行を実施しました。
2泊3日の旅行の献立計画、持ち物リスト、しおり作りなど、内容もすべて児童生徒が決めた修学旅行です。現地参加が難しい生徒のために、オンライン参加も選択できる形で実施されました。当日は、夜ご飯の時間にオンラインでつながり、現地に来られなかったメンバーとも交流を深めました。
2025年も同様に、9月上旬にハイブリッド形式の修学旅行を行ったそうです。
参考:修学旅行に行ってない不登校児童が、修学旅行を企画!食事・企画からオンライン配信まで不登校児童が設計 | 株式会社ガイアックスのプレスリリース
11.KIRIN BEER SALON
KIRIN BEER SALON(キリンビールサロン)は、キリンホールディングス株式会社が2019年にスタートした体験型のイベントです。全5回を一期として、習い事形式で開催しています。ビールについて楽しく学べるだけでなく、参加者同士の交流も深められるイベントです。
2023年12月からスタートした第五期は、初めてハイブリッド形式とし、第1回と第3~5回がオンライン、第2回のみリアルという形で開催されました。オンラインの回では参加者の自宅に専用キットを届け、ビールの魅力を五感で感じながら学べるようなイベントとしました。
12.ハイブリッド式オンライン科学実験キャラバン
「ハイブリッド式オンライン科学実験キャラバン」は、2021年9月14日に、福井工場大学が社中央第一こども園と共同で実施したイベントです。オンライン会議システムMicrosoft teamsで福井工場大学と社中央第一こども園をつなぎ、園児たちに空気砲、液体窒素、蛍光スライムなどの実験体験を提供しました。
福井工業大学では、2007年から子どもたちに楽しく科学を学んでもらえる「科学実験キャラバン」を実施してきました。「ハイブリッド式オンライン科学実験キャラバン」は、コロナ禍においてもこのような機会を提供するために行われたものです。
参考:ハイブリッド式オンライン科学実験キャラバンを実施しました | 科学実験キャラバン | 福井工業大学
社内向けのハイブリッドイベントの事例8選

次に、社内向けのハイブリッドイベントの事例を紹介します。
13.ESCRIT SERVICE CUP
「ESCRIT SERVICE CUP」は、ブライダル事業を展開する株式会社エスクリが実施する、社内のサービス部門を対象としたコンペティションです。テーブルサービスやノンアルコールカクテルの創作、ブライダル商品の提案などのスキルが試される5つの競技が用意されており、優勝者には豪華賞品と「キャプテンスペシャリスト」の称号が与えられます。
2025年9月3日には、第3回目の「ESCRIT SERVICE CUP」が開催されました。当日は全国のスタッフがオンラインからでも参加できるように、株式会社エスクリが開発した結婚式ライブ配信システム「アニクリLive」でライブ配信も行われました。
参考:卓越したおもてなしとサービスの向上を目指す 年に一度の社内コンペティション「ESCRIT SERVICE CUP 2025」開催決定 | 株式会社エスクリのプレスリリース
14.経営方針発表会
エネルギーやカーメンテナンス、介護、スポーツなど幅広く事業を展開する株式会社ヤマウチは、毎年経営者発表会を開催しています。2025年は、初めてハイブリッド形式で実施しました。
この年の経営者発表会では、2025年度の社長方針である「AIアクセル」を浸透させるために、AIで動画コンテンツも作成しました。AIを促進するという姿勢が明確に伝わり、参加者から理解と共感、評価を得ることができました。
参考:ブイキューブ、株式会社ヤマウチの経営方針発表会を2年連続で支援 | 株式会社ブイキューブのプレスリリース
15.Happy Birthday Macromill
マーケティングリサーチ会社の株式会社マクロミルは、2025年1月31日に創立25周年を迎えました。これを記念し、1月28日に「Happy Birthday Macromill」を開催しました。
品川本社をスタジオとし、ライブ配信を行いつつ、希望者は会場で参加できるというハイブリッド形式で行われました。イベントのなかでは、株式会社マクロミルのセルフリサーチツールを使ったクイズ大会も実施。会社に関するクイズが出題され、大いに盛り上がりました。
参考:創立25周年特集スタート!第1回は記念イベントの様子をお届けします|ミルコミ│運営マクロミル
16.25周年パーティー
ビジュアルコミュニケーションサービスの提供などを行う株式会社ブイキューブは、2023年10月に創業25周年を迎えました。そして翌2024年1月4日に、その記念パーティーをハイブリッド形式で開催しました。
記念パーティーでは、開会の挨拶、乾杯、歓談の後に、表彰式やクイズ大会なども実施。さらにゲストとしてお笑いコンビの「流れ星」も登場し、大いに盛り上がりました。
オンラインの参加者とも会場の盛り上がりを共有できるように、気軽にコミュニケーションがとれるチャットが設けられました。また、株式会社ブイキューブのサービス「VCP」を使い、オンラインの参加者がさまざまな角度から会場の様子を見られるようにしました。
参考:\\\創業25周年パーティー/// ハイブリッド形式で叶える、ブイキューブらしい大型イベントの様子をお届けします! – ブイキューブ | ピープル・サクセス サイト
17.2022年度アイフルホームGRAND FC CONVENTION
「2022年度アイフルホームGRAND FC CONVENTION」は、株式会社LIXIL住宅研究所 アイフルホームカンパニーが2022年6月14日に開催した表彰イベントです。ハイブリッド形式で行われ、リアル会場には全国の加盟店、本部・関係者が約200人、オンライン上には約1000人の参加者が集まりました。
リアル会場は、福岡県福岡市にあるホテル「ヒルトン福岡シーホーク」です。豪華な会場で、活躍したスタッフや加盟店に賞が贈られました。
参考:今年はリアルとオンラインのハイブリッド開催 「2022年度アイフルホームGRAND FC CONVENTION」を開催 | 住宅フランチャイズを展開する株式会社LIXIL住宅研究所
18.ラバブルマーケティンググループ 2022年度上期キックオフ
ラバブルマーケティンググループは、2022年3月25日に2022年度上半期キックオフを開催しました。リアル参加の希望者が入れるだけの会場を手配したうえでオンラインでの参加も可能とし、当日会場には巨大なスクリーンを用意して、登壇する人とオンラインの参加者の顔が映るようにしました。
業績の報告、2022年度上半期のテーマや方針、2021年下半期に活躍したメンバー・チームの表彰式を行った後、懇親会も開催し、社員同士で交流を深めました。
参考:コロナ禍のハイブリッド開催!2022年度上期キックオフレポート|at comnico|コムニコメンバーによるnote
19.内定者懇親会
デジタルマーケティング支援などを行っているSupershipグループは、2021年12月、2022年4月に入社するメンバーの内定者懇親会をハイブリッド形式で開催しました。
当日は、会社の垣根を超えた交流会と、先輩を交えた座談会を実施。オンラインの参加者もリアルと変わらない体験ができるよう、コンテンツの設計を工夫しました。結果、オンラインの参加者からも高評価を得ることができました。
参考:オフライン×オンラインのハイブリッド開催!Superな内定者懇親会を紹介!|Supership社内報 – SUPER STORIES
20.ハイブリッド型全社イベント
スマートフォンアクセサリーの企画開発、製造、販売などを行うHamee株式会社は、2021年に全社イベントを開催しました。2020年7月より在宅勤務制度を導入したため、この年初めてハイブリッド形式での開催となりました。
ハイブリッドイベントというと、「リアル会場で行われているイベントをライブ配信する」のが一般的です。しかし、全社員が同じ体験をすることが大切との考えから、このイベントは出社した人もパソコンからオンラインで参加してもらう形で実施されました。
当日は、まずアイスブレイクを実施し、新入社員の挨拶、各種発表、表彰を行った後に、懇親会も実施しました。懇親会の飲み物とおつまみは、出社している社員用・オンライン参加者用とも会社で用意しました。
参考:オンライン&リアルのハイブリッド型全社イベントを開催! やってよかった5つのこと|Hamee(ハミィ)公式
ハイブリッドイベントを開催するなら「IKUSA ARENA」

ハイブリッドイベントを開催するには、多くの機材が必要になります。機材や電源、設備が充実した会場を選ぶというのも、ハイブリッドイベントを成功させるための一つのポイントです。
東京都練馬区にあるイベントスペース「IKUSA ARENA」は、ハイブリッドイベントにもおすすめの会場です。約700m2の床にはコンセントが30箇所以上用意されているため、電源に困ることはありません。機材の持ち込みも可能です。会場は5階ですが、専用のエレベーターがありますので、搬入・搬出もスムーズに行っていただけます。
どちらかというとリアルよりもオンラインをメインに考えている場合は、最大8名まで着席可能な小さい会議室もあります。
まとめ

イベントをハイブリッド形式で開催することで、当日現地に行けない人も、同じ体験、またはそれに近い体験ができるようになります。ハイブリッドイベントを開催するには、リアルイベントとオンラインイベントの両方の準備が必要になるので手間はかかりますが、イベント会社に依頼すれば、それも削減することが可能です。「IKUSA ARENA」を運営する株式会社IKUSAでは、イベント制作のお手伝いもさせていただいています。企画や演出、当日の運営なども、お気軽にご相談ください。
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