レセプションパーティーの実施方法・盛り上がる企画20選を紹介
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レセプションパーティーは、新製品の披露や周年記念を祝う目的で開催されます。ゲストを招待して開催するレセプションパーティーでは、会場を盛り上げる企画を実施すると、参加者の思い出に残るようなパーティーになります。今回は、レセプションパーティーの実施方法と、パーティーが盛り上がる企画例20選を紹介します。
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レセプションとは
レセプション(reception)とは、「受付」や「歓迎会」といった意味を持つ言葉です。日本のビジネスシーンにおいては、主には「レセプションパーティー」という言葉で広く浸透しています。
レセプションパーティーは、主催者がゲストを招待して、交流やお祝いなど目的に開催するイベントです。主には、自社の新製品の披露や周年記念などの節目に開催されることがあり、これまでお世話になった人や団体を招待して、もてなすことが目的です。また、通常のパーティーよりも規模が大きいものが多く、フォーマルな場であることがレセプションパーティーの特徴でもあります。
なかには、一般客が招待されるケースもあるものの、基本的には主催者の関係者や招待された人しか参加できず、クローズドなイベントであることがほとんどです。
レセプションパーティーの実施方法
レセプションパーティーを実施する方法を解説します。
開催目的・コンセプトを決める
まずは、レセプションパーティーを開催する目的やコンセプトを明確にしましょう。例えば、以下のような目的・コンセプトでレセプションパーティーが開催されることがあります。
- 自社の新商品の披露
- 周年記念のお祝い
- 新規店舗のオープニングレセプション
- 業界関係者とのネットワーキング
- 新サービスのローンチ
- ブランドイメージの向上
パーティーの目的・コンセプトを明確にすることで、その場にふさわしいゲストの選定や企画内容の考案へとつながります。
ゲストを選定する
レセプションパーティーの目的やコンセプトに関連のあるゲストを選定します。これまでお世話になった人、顧客、取引先の企業など、ゲストは個人、法人を問いません。この段階で招待するゲストの人数も設定しましょう。
日時・会場を決める
招待するゲストの人数が決まったら、レセプションパーティーの日時や会場を決めます。ゲストが予定を調整できそうな日程や時間帯を候補日にすると、パーティーの参加率を高められます。
パーティー会場の選定では、下記のような条件のエリアを選ぶと、ゲストもアクセスしやすくて便利です。
- 会場がオフィス街にある
- 公共交通機関が充実している
- 会場の最寄り駅から近い
- 主要駅から会場の最寄り駅までのアクセスがよい
企画内容を決める
レセプションパーティーの目的を達成できるような企画を考案します。例えば、自社の新商品のお披露目が目的であれば、実際にその商品をゲストが体験・購入できるような企画を取り入れると、自社商品のPRにつながるでしょう。
また、ゲストスピーカーによる講演会やフォトブースの設定、抽選会やプレゼント企画などもおすすめです。ゲスト同士の交流を促すアイスブレイクゲームを取り入れるのもいいでしょう。
招待状を作成・送付する
ゲストへ送る招待状を作成し、送付しましょう。招待状は、パーティー当日から2〜3ヶ月前までには送付を完了しておくと、ゲストも予定を調整しやすくパーティーの参加率を高められます。
近年では、メールや専用のイベント管理ツールを活用した、デジタル招待状も一般的です。デジタル招待状なら、コストの削減や迅速な情報共有ができます。また、二次元コードを活用した受付管理システムを導入すれば、当日の運営もスムーズに進みます。
レセプションパーティーの招待状には、以下の項目を記載しましょう。
- 時候の挨拶文
- 開催のお知らせ・パーティーの趣旨について
- 日時
- 会場の住所とアクセス方法(地図も添付)
- パーティーに関する問い合わせ先・担当者の氏名
- ドレスコードについて
- 出欠の回答方法・回答期限
- 結びの挨拶
なお、レセプションパーティーは招待制であり、基本的にはゲストからの参加費の徴収は行いません。
食事を手配する
レセプションパーティーの規模や人数に合わせて、提供する食事を手配します。ケータリングサービスの利用、会場内施設での調理、地元レストランとの提携など、食事の手配にはいくつか方法があります。会場のサービス内容や設備を確認して、予算と相談しながら最適な方法を決めましょう。
タイムスケジュールを作成する
レセプションパーティーのタイムスケジュールを作成します。運営スタッフの人員配置、必要な機材の数や種類なども併せて記載しスタッフと事前に共有しておくと、当日のスムーズな運営へとつながります。
当日に向けた準備・リハーサルを行う
当日に向けた準備・リハーサルを行います。レセプションパーティーの企画に必要な物品の準備、お土産の用意、会場設営・装飾など、当日の運営が滞りなく進むように準備します。
イベント当日
受付・司会進行・企画担当・ゲスト案内など、運営スタッフの役割分担をして、スムーズに進行できるようにしましょう。
イベントを振り返る
レセプションパーティーが終わったら、スタッフからの意見やゲストからのアンケートなどをもとに、イベント全体を通して良かった点・改善点などをスタッフ間で話し合います。反省点や改善点は、次回以降のイベント開催時に活かすことで、より参加満足度の高いイベントの実現へとつながります。
また、時間を割いて参加してくれたゲストへのお礼も忘れずに伝えましょう。お礼を伝えることで、ゲストとの信頼関係の構築・維持に効果的です。なお、お礼はメールで送るのが一般的です。イベント終了後から概ね1週間以内には送ることが望ましいでしょう。
オーソドックスなレセプションパーティーの企画例5選
レセプションパーティーを盛り上げる企画にはさまざまな種類やジャンルがあります。まずは、オーソドックスなレセプションパーティーの企画例5選を紹介します。
1.オリジナルムービーの上映
レセプションパーティーのコンセプトに合わせたオリジナルムービーを制作し、上映します。動画は、写真や画像よりも多くの情報を、短時間でゲストに伝えられます。会場の大型スクリーンで動画を上映すれば、参加者の注目を集めやすく、主催者がパーティーでPRしたいことを強調できます。
例えば、周年記念パーティーの企画として、これまでの事業内容や社内行事の振り返りなどをオリジナルムービーにまとめて上映すれば、参加者同士で思い出話に花が咲くでしょう。
2.コンテスト・表彰
「写真コンテスト」「イラストコンテスト」などのようなコンテストを事前に開催し、その入賞者をレセプションパーティーのゲストとして招待して祝う企画です。コンテストの全てを事前に終わらせるのではなく、最終コンテストをパーティー当日に開催し、最優秀賞者や上位入賞者を表彰すると会場がさらに盛り上がります。
ゲストはコンテスト入賞者としてパーティーに参加するので、ゲストも主体となってパーティーを楽しめます。共通のジャンルを持つ参加者同士の交流促進にもつながります。
3.フィンガーフード・ピンチョス
レセプションパーティーでは、主催者がゲストへ飲食サービスを提供することがほとんどです。大皿に盛られたオードブル料理以外にも、色鮮やかでおしゃれなフィンガーフードや、片手で摘んで食べられるピンチョスを用意すれば、パーティーの最中でも気軽に食べやすく会場の華やかさも演出できます。
4.ゲストスピーカーの招待
レセプションパーティーにゲストスピーカーを招待して、テーマに沿ったトークをする企画です。ゲストスピーカーには、自社業界の著名人や自社製品の愛好家など、ゲストからの興味が得られるような人物を選ぶといいでしょう。
トークショー・トークセッションなどを行い、ゲストへ向けて、業界のトレンドや自社製品の良さなどを話すことで、ゲストの自社に対する興味関心が高まったり、著名人が来ることで会場も盛り上がったりします。
5.抽選会
ゲスト全員を対象に、景品が当たる抽選会を開催します。レセプションパーティーでの抽選会では、出席名簿を使い事前に一人ひとりに番号を割り振り、くじ引きで抽選を行う方法があります。
当選したゲストには自社の製品を景品として用意すれば、製品PRや販促にもつながるのでおすすめです。なるべく多くのゲストが当選できるように、景品は多めに用意しておくと会場が盛り上がるでしょう。
参加型で盛り上がるレセプションパーティーの企画例4選
次に紹介するのは、ゲストが主体となって楽しめるような参加型の企画例です。
1.格付けバトル
格付けバトルとは、俳句・紅茶・絵画・牛肉などのジャンルにおいて「1番高価な品」を、ゲストが正解を予想するゲームです。五感を使いながら体感できるほか、ゲームの進行はプロのMCが担当するので、豪華な会場演出と合わせて会場を盛り上げられます。おいしい食事を食べながら、ユニークなゲームを楽しめるのが特徴です。
2.ゴチバトル
ゴチバトルは、高級店出身のシェフが考案した料理4品をゲストが食べて、「実際にお店で出したときの値段」を当てるクイズゲームです。ゲームはプロのMCが盛り上げるので、ゲストはまるでバラエティ番組に出演しているかのような特別感を味わえます。ゲスト同士で交流しながら、食事とゲームを同時に楽しめます。
3.謎パ
謎パは、会場にいる人たちが一体となって楽しめる謎解きパズルです。ゲスト同士で情報交換をして謎解きに挑み、ゲームクリアを目指します。お互いの協力が必要不可欠なので、会場の一体感を高めながらゲスト同士での会話や交流が自然と促進されます。
4.クイズ&ビンゴ大会
パーティーイベントの企画として定番なのがクイズやビンゴです。豪華な景品を用意すると、ゲストも主体的に企画を楽しめます。IKUSAが提供する「クイズ&ビンゴ大会」では、ゲスト自身のスマートフォンを使って専用のシステムにアクセスするだけで、気軽にクイズやビンゴに参加できます。プロのMCと豪華な会場演出により、会場の雰囲気をさらに盛り上げられる企画です。
観て楽しむレセプションパーティーの企画例8選
ステージ上でのパフォーマンスを観て楽しむ企画例を紹介します。
1.マジックショー
マジックは、多くの人に馴染みのある企画です。ステージ演出はプロのパフォーマーに実演を依頼することで、よりクオリティの高いパフォーマンスが楽しめます。
2.鏡開き
お祝いごとに定番の企画といえば「鏡開き」です。樽酒の蓋を叩いて割る豪快な演出は、会場の雰囲気を盛り上げます。乾杯の挨拶とともにステージ上で鏡開きを演出すれば、参加者の気分もさらに高まるでしょう。
3.獅子舞
日本の伝統文化の1つ「獅子舞」のパフォーマンスを披露する企画です。ステージ上での演舞や会場内を周回する獅子舞のパフォーマンスは、迫力と華やかが同時に感じられます。「厄払い」の意味を持ち、縁起物としても親しまれている獅子舞は、レセプションというお祝いの場に最適なパフォーマンスでしょう。
4.和楽器演奏
迫力のある和太鼓や幻想的な三味線など、和楽器の演奏を披露する企画です。和楽器の音色は会場内を「和」の雰囲気に演出できるのが魅力であり、海外からのゲストを招待するようなレセプションパーティーの企画としてもおすすめです。
5.書道パフォーマンス
ステージ上で大きく文字を書く「書道パフォーマンス」は迫力があり、会場が盛り上がります。レセプションパーティーのコンセプトに沿った文字を書きメインステージ上に大きく掲げれば、会場の雰囲気作りとしても活用できるでしょう。
6.マグロ解体ショー
ゲストの前でマグロの解体ショーを披露する企画です。目の前で巨大なマグロが解体される様は迫力があり、パフォーマンスとして盛り上がります。マグロはそのまま実食もできるので、新鮮なマグロと豪快なパフォーマンスを楽しめます。
7.展示・ヒストリーコーナー
レセプションパーティーの会場内に、自社製品の展示やこれまでの歴史をまとめたヒストリーコーナーを設置すると、参加者に自社のことをより深く知ってもらえます。特に、周年記念パーティーのようなイベントでは、これまでの歴史を振り返ることで、現在の自社の成長をゲストに知ってもらえるでしょう。当時の写真や製品の実物などを展示することで、会場の雰囲気作りにもつながります。
8.自社製品体験ブース
新製品の披露を目的としたレセプションパーティーであれば、実際にゲストが製品を体験できるブースを設けると、企業PRや販促活動としても効果的です。体験ブースに来たゲストと主催側が直接交流でき、ゲストからの感想を聞くなどといった貴重な機会として活用できます。
非日常なレセプションパーティーの企画例3選
最後に、ゲストがこれまでに体験したことのないようなユニークで非日常な企画例を紹介します。
1.キングオブラスベガス
キングオブラスベガスは、パーティーイベント向けに開発されたカジノゲームです。お金は賭けずに、本格的なカジノゲームが楽しめます。普段では珍しいさまざまなゲームで遊べるので、ゲストの満足度アップにもつながります。パーティー会場をおしゃれなカジノ空間として演出でき、特別感を味わえる企画です。
2.コンセプトに沿った空間演出
レセプションパーティーのコンセプトに沿った空間演出を施せば、会場の雰囲気がさらに盛り上がります。例えば、国際的なゲストが参加するようなパーティーであれば、スタッフが和装をしたり、花柄や和柄といった「和」のテイストを盛り込んだ飾り付けをしたりといった工夫がおすすめです。
3.クルージングパーティー
クルーズ船を貸し切ってレセプションパーティーを開催します。完全貸切となるので、他の利用者を気にせずに楽しめるのが魅力です。海に囲まれた開放感のあるなかで、非日常感を味わいながらパーティーを満喫できます。
レセプションパーティーを企画するなら「IKUSA ARENA」がおすすめ!
レセプションパーティーをさらに盛り上げるには、パーティーの規模や企画内容に合った会場選びが欠かせません。IKUSAが運営する「IKUSA ARENA」には、1,000㎡を超える広々としたイベントスペースからステージ、音響設備までが揃っています。飲食の提供もできるので、立食パーティー形式での開催も可能です。会場は1年前から予約できます。
まとめ
ゲストを招待して開催するレセプションパーティーでは、参加者に特別感を味わってもらえるような企画や、自社のことをさらに知ってもらえるような企画が適しています。レセプションパーティーの目的やコンセプトに合った企画選びが、パーティーをさらに盛り上げます。もし、レセプションパーティーの企画や運営、会場探しにお困りの場合には、イベント会社であるIKUSAへお問い合わせください。
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